そらマメさん道路局

以前のブログから、道路関係と一部の公共交通の話を分離させたもの。鉄道関係・新聞流通の話は、別ブログで。

山陰道・益田道路の建設推進看板

 山陰道のうち、島根県益田市内にある益田道路は、自専道と一般道路の組み合わせで暫定開通している。

 益田市中心街の国道9号は混雑しやすい一方で、フルスペック山陰道をいきなりドンと作ると、市街地分散効果が薄れる(通過主体と地元車優先のコントロールが難しい)。そこで、石見空港の近くと遠田地区は自専道としての山陰道を整備し、残りは一般道路(島根県道333号バイパス)の形態にすることで、地元の人が使う生活道路としての活路を見いだすように設計されている。

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一般道路の隣に空き地があるが、そこに自専道を整備。

 乗り継ぎとなる一般道路は、国道9号の迂回路だけでなく、国道191号経由で阿武町・東萩・長門市方面へ向かう車両が行き来しあうため、市街地での混雑は薄れた一方、バイパス沿いにクルマが集中していることや、平面交差点による信号の多さも相まって、流れとしてはかなり悪い。ただ、沿線には「あると便利」なコンビニ・GSが設けられており、ある種の「GSつきパーキングエリア」のような使い方も考えられる。

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建設推進の看板。最初から全部自専道にせんかい?

 沿線には「つなげよう山陰道!(浜田⇔益田⇔萩市田万川・阿武⇔東萩)」の看板が所々にあるものの、最初は「少なくとも益田道路は全部フルスペック自専道で整備せんかい」思っていた。ただ、前述の通りに益田道路の周辺は住宅街・ロードサイド店舗の存在や、地元客の利用を考慮した道路整備も関わってくるため、まあ、当面は乗り継ぎ対処で十分かなと考え直した。

 ただ、益田道路と繋がる三隅・益田道路(長門三隅~遠田)の開通が迫る中で、一般道路乗り継ぎでフォローする方法も、いつかは行き詰まる。個人的な予想としては、須子ICより西側の益田西道路の整備状況や、一般道乗り継ぎ区間での事故件数・旅行速度の著しい低下・災害の危険性などに対する再評価で自専道整備の必要性が高まったあたりで再検討、って流れになるとみている。

 それっていつの話よ?

車検(2回目)

 8月末で車検が切れるため、例の自動車販売店に自家用車を持ち込んで車検を受けた。

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滞在は3日程度。

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発進時やエアコン付けた時の「キュルルル音」が解消。

 車検代は約12.7万円。以前が約10万円程度だったため、少し値が張った。

 今回の作業で、発進時やエアコンスイッチを入れた時に起きてた「キュルルル音」(ウォーターポンプの消耗)が解消されたほか、エアコンフィルターの取り替え工事や、エンジンオイル・エレメントの交換・ブレーキの調整などが実施。おかげさまで新車に近い状態に逆戻りしてホッとしている。

 2年後は車検を受けず、次のクルマにバトンを繋げる予定。その時までどうなっているのでしょうかねぇ。

続・ETC割引が適用されません(2021年8月17日告示)

www.c-nexco.co.jp

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 緊急事態宣言・蔓延防止等重点措置の追加・見直しに伴い、国土交通省からの命令で休日割引の中止を継続する。9月12日まで

 今後もCOVID19の新規感染者数拡大が全国区で懸念されることから、9月12日以降も休日割引の取りやめが継続される可能性が高い。ご理解を。

今年に入ってからのETC休日割引「無効化」の経緯

  • 4月23日告示:5月7日まで延長
  • 5月7日告示:5月30日まで延長
  • 5月28日告示:6月20日まで延長
  • 6月17日告示:7月11日まで延長
  • 7月8日告示:8月22日まで延長
  • 7月30日告示:8月29日まで延長
  • 8月17日告示:9月12日まで延長 ←イマココ!

続・ETC割引が適用されません(2021年7月30日告示)

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 緊急事態宣言・蔓延防止等重点措置の追加・見直しに伴い、国土交通省からの命令で休日割引の中止を継続する。8月29日まで

 今後も東京パラリンピックの開催などに合わせ、全国区で混雑・COVID19の蔓延が懸念されることから、8月29日以降も休日割引の取りやめが継続される可能性が高い。ご理解を。

今年に入ってからのETC休日割引「無力化」の経緯

  • 4月23日告示:5月7日まで延長
  • 5月7日告示:5月30日まで延長
  • 5月28日告示:6月20日まで延長
  • 6月17日告示:7月11日まで延長
  • 7月8日告示:8月22日まで延長
  • 7月30日告示:8月29日まで延長 ←イマココ!

有明海沿岸道路 福富インター開通

www.pref.saga.lg.jpwww.saga-s.co.jp 有明海沿岸道路のうち、芦刈南IC~福富IC(佐賀県施工区間)が24日に開通。例のマンホールめぐり兼用で福富インターまで走ってみた。

 まだ開通して間もないため、逆走防止などを理由にガードマンなどが立って警備されており、旧道との比較や物珍しさで有沿道延伸区間を走るドライバー・ライダーが数多く訪れていた。

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最大の目玉・六角川大橋

 芦刈~福富に並行する国道444号は、六角川橋の部分が狭隘で道幅が狭く、大型車と出くわした時に離合が難しくなる懸念があった。更には意外とつづら曲がりが連発しており、その道中に民家が密集している箇所があるため、安全性・信頼性の向上を理由に優先的に整備された線区となっている。

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道の駅しろいしに設置された、高速道路開通記念碑。

 佐賀県庁のWebサイトや新聞などでは特に話題になっていないが、隣接する道の駅しろいしには、今回の運用開始にあたり、高速道路開通記念碑を設置している。かなり真新しいため、昨日の開通式の際に追加されたものと思われる。

 この先の福富インター~白石町深浦地区までは基本計画線のままであり、延伸に関しても全く勘案されていない。一応は立体交差を見越した設計になってはいるものの、佐賀県としては、嘉瀬南インター近くに建設される佐賀JCT佐賀唐津道路大牟田方面の有沿道)の建設・接続を優先させる方向になっている。佐賀JCTを含めた分岐点や延伸区間の具体的なマップが県レベルで公開されており、そちらを整備した後で着手に踏み切るものとみられる。

www.pref.saga.lg.jp

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福富インターから先、鹿島市方面の延伸は全く未定。工事の気配すらない。

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佐賀JCTの愛称「Tゾーン」。まずは佐賀唐津道路大牟田方面の有沿道延伸が先。

佐賀県施工区間ならでは「公団文字」

 佐賀県区間の有沿道、気掛かりなところもいくつかある。一番のポイントは、標識がヒラギノ角ゴではなく、以前まで使用されていたJH公団フォントを徹底的に採用しているところ佐賀県施工区間ではコレがデフォルト表記になるのかな?

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南端部までこの文字で行くつもりなのだろうか?

筑後人には、まだまだ使いづらい。

 佐賀県国土交通省Tゾーンと称して、佐賀JCTと佐賀以東区間の整備に本腰を上げる理由は、佐賀都市圏へのアクセスが鹿島・白石町方面からに限定されているためであり、現状では大野島・諸富インターから有沿道経由で福富インターまで到達できない。並行する国道444号も、有沿道と直接接続しているのが芦刈インターに留まり、他は別の道路で乗り継ぎをしなければ到達できないことから、乗り換え地点で時短効果が相殺されてしまう。

 なので、嘉瀬南・佐賀JCT⇔大野島・諸富インターの整備を出来るだけ早期に行っていただき、筑後方面から佐賀都心乗り入れ・鹿島方面の移動に対する時間短縮を実現して欲しいところ。

 現状では「下り方向なら時短目的で使うが、上りは興味本位」程度しかみておらず、福岡県側のようにササッと移動できる道路といえるかは微妙である。

国道九四フェリー

www.koku94.jp 目的地にも左右されるが、九州と四国の間を車で連絡する場合、高速道路(しまなみ海道など)で連絡する場合とフェリーで連絡する場合とで大きく2パターン存在する。代表的なのは、大分市・佐賀関港と伊方町・三崎港との間を結ぶ国道九四フェリーであり、この前の四国横断道ドライブは、これを使って移動した。

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国道九四フェリーの一つ「遊なぎ」

フェリーのりば

佐賀関港

 今回は大分市側から乗り込んでみた。COVID19の影響で若干ながら運行ダイヤが削られているとは言え、大分市八幡浜・松山・高知方面の行き来における最短経路になることから、休日であるにも関わらず乗船客が多数見受けられた。

 佐賀関港では2019年から新フェリーターミナルの運用が始まっており、受付・乗船までの待機におけるショップ・レストラン・展望台の機能を強化している。

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佐賀関港における、フェリーターミナル。船が来るまでは、ココでお土産でも。

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新設された展望台からは、着岸しているフェリーや佐賀関港を一望できる。

三崎港

 三崎港に関しては、反対側の佐賀関側と比べるとシンプルにきっぷうりばがある程度。但し、こちらも「佐田岬はなはな」という物産館(何となく道の駅っぽい施設)が立地しており、佐賀関側とほぼ同等の観光拠点整備により、暇つぶししやすくなっている。

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自治体が作った物産館を除けば、三崎港の方はシンプル。

乗船時間・おねだん(きっぷ)

 国道九四フェリーの案内にもある通り、佐賀関⇔三崎の間は約70分程度。これは並行する競合路線宇和島運輸フェリー・九四オレンジフェリーと比較すれば、乗船時間が最も短く、基本運賃も最安である。但し、フェリーのりばがある港湾がいずれも僻地にあるため、利便性・接続性の面ではやや不利である。

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競合路線との比較

 乗船券はコチラ。

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乗船券(ゆき)

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乗船券(かえり)

 競合関係にある九州と四国のフェリー会社同様、国道九四フェリーにも往復乗船券が用意されており、かえり方向となる復路の運賃を5%割引する。有効期間は15日間なので、往復を理由に国道九四フェリーを使う場合は、この乗船券を買うのが一般的である。軽自動車(車長4m未満)は、片道7,120円。

乗り心地

 豊後水道を通る関係上、悪天候時は波が揺れて船酔いしやすい。1等席向けの客室もあるが、所要時間が1時間ちょいというのを考えると、2等席の大広間でグッタリと寝転び、少し仮眠した方がよいと思う。

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初めて九四フェリーに乗船した時は、海が荒れていた。おえっ!

 フェリーの前方にテレビモニター(NHK大分 or NHK松山固定)が設置されたイスが確保され、真ん中の売店自動販売機を挟んで、後方に大広間・トイレがある。展望台は後部に設置。一応は3Fの屋上にも行ける様子。

NEXCOとは遠い親戚関係にある

 国道九四フェリーはその経緯から、1969年の就航当時は当時の日本道路公団が担当していたとされる。実際には時の建設大臣による提示のもと、大分県側が公営方式・愛媛県側が民営方式とで意見の食い違いがあったことから、最終的にはJHが運営権を持ちフェリーそのものはJH・民間がそれぞれ1隻ずつ保有運航は民間(国道九四フェリー会社)に委託という形態になった。現在の上下分離方式の先取りである。

 その後、累積赤字が深刻化したため、JHは民間に譲渡することを決意。1988年4月1日付で現在の国道九四フェリー会社に移管され、同会社が保有・運航する正式な民間航路となった。現在、国道九四フェリー会社は近鉄グループの傘下にある。

 実はJHが担当していた航路は他にも幾つか存在したが、いずれも昭和時代に早々と撤退・事業譲渡している。日本道路公団(その後のNEXCO各社)と聞くと、道路整備・管理を行っている道路屋という印象だが、初期の頃は脆弱な交通網や、未成線の国道をアシストするための補助的な事業も並行して行っていたことになる。

 ちなみに、NEXCO各社は国から委託を受けた道路管理・整備業務しか行っていないイメージを持つが、こんな副業も微々たる収益ながらも実施している(SA・PAを除く)。

【共通】 旧・JH時代に使われた公団職員の社宅の売買

NEXCO東日本

  • 日比谷公園地下の駐車場
  • HIBIYA RIDE(サイクルシェアリングサービス)
  • Homework's(サンドイッチ専門店)

NEXCO中日本

  • 箱根ターンパイク(一般自動車道運営)
  • NEXCO中日本開発(テラスゲート土岐の運営)
  • 北陸高速道路ターミナル(トラックターミナル)
  • コネクトエリア浜松( 〃 )
  • 中日本すずなりファーム(農業)

NEXCO西日本

  • 芦有ドライブウェイ(一般自動車道運営)
  • 福岡天神・警固公園地下の駐車場
  • 九州高速道路ターミナル(トラックターミナル)

 ……最後はどうだっていいトリビアになっちゃいましたね。

松山道・大洲インター以南の特徴

 昨日は休刊日を活用して愛媛県へ。前回の松山道・大洲止まり」のリベンジであり、大洲南(北只)インターで終わっていた松山道のような路線(四国横断道)をコンプリートするのが目的。ETC休日割引が適用されないため、密かに貯めていたETCマイレージ5,000pt(5,000円分の無料通行権)を発動させる形で減免決行させた(毎回思うのだが、全国共通で割引封印をするのではなく、既に解除された地域は経済活動の観点から復活、緊急事態・蔓延防止が続いている所は引き続き封印で良かろうに)

まず、はじめに。

 大洲インターで法律上の扱いが大きく異なり、大洲インターより東側(松山・高松方面)は四国縦貫道大洲インターより南側は四国横断道となっている。松山都市圏や瀬戸内海沿いに面した縦貫道と異なり、横断道は漁港の街である宇和島など、一部に経済圏がある他は総じて交通量や人口規模が少ない。

 こうした経緯から、JH→NEXCOに切り替わる前の民営化議論では、料金収入だけで維持管理が出来るものかという問題が出てきており、2004年の北只~西予宇和の開通を最後にJH→NEXCO西日本による有料道路整備は終了。西予宇和以降の四国横断道に関しては、国土交通省が維持管理・建設する形で段階的に整備され、2012年に宇和島北ICまで延伸して、宇和島道路と直通している。

大洲道路宇和島道路の扱い

 当初、大洲道路宇和島道路を管理する国土交通省は、この部分は松山道ではないことを強調しており、明確に別枠として案内していた。その後、高速道路ナンバリングの策定に伴い、完全に分離した状態では利用客が混乱する恐れがあることから、建前上、この2つも松山道として案内するように変更されている。

 ただ、それは国土交通省管内の話であり、NEXCO西日本は全く違う対応をしている。たとえば北只ICと接続する国道197号の案内では、松山方面の最寄りインターを「大洲」と指定しており、松山道編入されたはずの最寄りインター・大洲南インターは無視している。

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北只インターにある入口標識。松山方面最寄りは「大洲南」ではなく、「大洲」。

 また、NEXCO西日本が管理する松山道(四国横断道)もインターの案内を簡略化するなど、「あくまで国土交通省がやってること」として縦割り的に対処している様子が印象深かった

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北只インターから宇和島へ。途中の三間インターの案内は無視。宇和島市役所の距離も「ホントか?」

 その逆も同然で、国土交通省管理区間にはナンバリングを示す「どんぐりマーク」は全く登場しないし、出口標識も宇和島南インターより南側を除き、案内がメチャクチャ。地元の人には分かっても、他県から来た人には「?」と思うかもしれない。

 ちなみに「○○市街」といった案内をする時、ローマ字の部分は「Central ○○」と刻まれることが多い。しかし、四国地方整備局管内では「CITY CENTER(シティセンター)」と呼ばれる独自の表現を使う。九州や中国地方では「Central ○○」という表現が一般的であるため、四国島をよく知らない私にしてみれば、なかなか興味深い印象を受けた。

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宇和島市街」とあっても「CITY CENTER」のみで案内。宇和島をローマ字表記することはない。

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別当インターだけ「Central Uwajima」とうっかりミス。これも「CITY CENTER」に変わるだろう。

実は有料化も見越している「西予宇和~宇和島北」

 元々がJH整備による有料道路として計画されていたため、西予宇和インターと三間インターの2つは、料金所を設置できそうなスペースを確保。もしも自治体の要望で4車線化と引き換えに有料化を提案してきた場合、国が承諾すればNEXCO西日本管理の有料道路に切り替わる。

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三間インターの内部。写真の左側に空き地があり、いかにも料金所が建ちそうな雰囲気。

 宇和島北インター付近には料金所設置を見越した空き地が確保されていないため、もとから宇和島以南は完全に国土交通省主体で高速道路を整備するか、もしくは当該部分のみ無料という方針だったかもしれない。もしも宇和島北インターまで有料道路だった場合、三間インターの本線部に料金所を設置し、そこで有料・無料の切り替えポイントを作っていた可能性も考えられる(山陰道・斐川インターのような構造)。

 ちなみにコレは私見だが、無料自専道として出発した西予宇和~宇和島北の部分に関しては、私としては有料道路で整備する方法もありだったかなと思う。国道56号現道と比較しても速達効果が大きいことや、大洲~宇和島の部分はどちらも立派な経済圏として需要があること、盛土区間が多い割には付加車線の機会が殆どなく渋滞・旅行速度の低下が著しいほどに発生していること、北只~宇和島北を有料区間まで挟んで考えたとしても、普通車わずか600円程度で完走できることを考えると、さすがにソレは……となる。

 もちろん、瀬戸内海沿いとは経済規模が決定的に異なるため、その辺を勘案して通常よりかは2~3割程度安くした上で運用するのが落しどころではないだろうか。

西予市パーキングエリア構想

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西予市PA予定地

 あまり知られていないが、NEXCO西日本が管理する飛び地区間(北只~西予宇和)には、パーキングエリアを誘致できそうなスペースがコッソリと隠されている(西予宇和インター2km手前)。この部分は会計検査院からも指摘を受けている物件であり、愛媛県議連でも本線上にPA誘致を求める決議案が出るなど、本来はちゃんと有効活用しなければならないスペースである。

report.jbaudit.go.jp その割にはNEXCO西日本は無関心を貫いているが、コレは単純な話、1区間しか有料道路がないことや、国土交通省がETC2.0も活用した上で道の駅への誘導を勧めていること、更には償還や維持管理の観点から割に合うものかという話もあり、慎重にならざるを得ないためであるPAの誘致を愛媛県西予市も負担するのであれば、東九州道・佐伯弥生PAのように誕生する可能性はあるものの、そうした話が聞こえてこないあたり、西予宇和インター隣の道の駅で代替できるため、無理して誘致を進める必要性は薄れたと考えられる。

 そもそも、松山道は松山インターより西側にあるSA・PAの駐車マスがやや狭い。しかも大した交通量じゃないという理由で、無理やり樹木を植えて駐車スペースを減らしているため、データイムではそれなりに駐車していても、ナイトタイムは意外と空いている状況なのだろう。大洲以南なら尚更である。

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物理的に駐車マスを減らしてコスト削減をしている内子PA

愛南内海への延伸後に、もっかいフェリーで南予に行こか。

 現在は旧・津島町の津島岩松インターが、見かけ上の松山道の終点となっている。但し、コレも延伸で通過点となり、最終的には高知県との県境に近い愛南町中川地区付近で松山道が終点となる見通し。

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H30年度 第2回 四国地方小委員会 四国横断自動車道 宿毛~内海の資料より

 津島岩松~内海インター付近までは既に工事が進んでいるが、内海~宿毛(県境部)はつい数年前に事業化されたばかりで、全然着工がない。この部分の完全開通は、あと10年以上待っておくことになる。無事に一本化した暁に、もっかい国道九四フェリー八幡浜→大洲まで向かい、今回のドライブで未遂に終わった中村宿毛道路へ出向いてみたいな~と思う(その前に行きそうな予感が先だけど)。