今年の3月30日から延岡南ICに追加される料金所のもとで、いわゆる「料金所よけ」を理由とした通行料金の徴収が始まる。
最初はQRレシート発行で時間内に乗り継ぎをするとか、そうした複雑な手続きでも起こるのかと思ったが、別に難しい話ではない。延岡南IC⇔日向市・宮崎方面の行き来のみ料金所を通る必要が無いだけで、逆に中型車以上の車両が高千穂・大分方面⇔延岡南ICの行き来をする場合は、延岡南IC料金所で通行料金を支払うという、物理的抑制での対応となる。
ちなみに、今回の開通では「貨物車よけ」名目で料金所が追加されるモノの、その気になれば宮崎方面の出入口も料金収受施設を追加できるような構造になっている。宮崎県が「延岡南道路・延岡道路・北方延岡道路・北川IC以北の東九州道を4車線化してくれ、そのためには有料道路になっても構わない」という方針を打ち出せば、法律上の手続きを踏まえて有料化される。ある意味、ソレも含みに入れていると考えて良いかもしれない。と、余計なヒントを与えてしまった。
ところで上記のグラフィック、どこかで見たことがあるCMっぽい画面。本来は右側に「どこか」の女性が出てくるはず(超・個人的な設定上は、声を掛けたモノの、お留守だったということにしている)。
今年実施される名神集中工事は、NEXCO西日本側は大規模リニューアル工事も含めた、かなり大掛かりなモノになる方針。一方で、八日市ICで接続する他社線も同時期に集中工事を行う場合、例のCMは他社線ベースのデザインになる予定(情報案内所のスタッフも、接続する他社線の服装になるんだろうねぇ)。
※延岡南ICに料金所を設けるとなれば、中型車以上は迂闊に東九州道に入り込めなくなる(延岡ICはアクセス道路を過ぎた先が延岡市街となり、道幅がやや狭いため、そこに迂回する車両が増えれば抑止力が働いていないと、住民からクレームが入ることが想定される)。となると、やはり延岡市内の各ICに料金所を、って流れになっていくんでしょうな。(客観)