昨日の主要道ビンゴで、宮若市の脇田温泉近くから分岐している主要道・宗像篠栗線を走ってみた。
以前から、宮若市の湯原地区~三ヶ畑地区は道路整備が施されておらず、自動車での通行が不可能(徒歩なら何とか抜けられるという次元)だったことから、実質的に一筆書き走行が不能だった。それが、この前の16日に訪問した時には舗装が完全に施され、事実上、未成区間が解消されて全線開通となっていた。
未成区間となっていた場所を自動車で走ってみたが、湯原地区は離合不能な森林地帯を延々と走り、地区の境目となる峠から先で整備区間が始まる。反対側の三ヶ畑地区は、本来の獣道と思われる場所を拡幅・舗装する形で作られている。全く走行できないよりかはマシだが、それでもクランクと急傾斜な坂道のオンパレードで、快適に走行が出来る道とは言い難い。あくまでも近くにある力丸ダムを通る必要が薄れたという程度の次元と捉えた方が良いだろう。
開通日はいつなのか疑問だが、宮若市区間の県道を管理している直方県土整備事務所のHPを眺めていても、開通情報は特に出てこない。管内図も2017年当時のデータで更新がストップしている。一方、直方市に本社を置く建設業者のウェブサイトが出てきたが、該当工区の工事は2015年~2016年となっており、既に5年ほど前から改良工事が実施されていたことが明らかになっている。
aritakensetsu.com このことから、少なくとも2019~2020年の間に「いつの間にか」完成し、特に情報を伝えることなくヒッソリと改良工事完了(=事実上の全線開通)と見なした、ということになるのだろう。福岡県公報を直近の年度末(1~3月)で閲覧してみたものの、有力な資料が出てこなかったので、またいずれジックリと見てみようかと思う。
改めて、筑豊は道路管理がザツ過ぎるなぁと感じた今日この頃。