そらマメさん道路局

以前のブログから、道路関係と一部の公共交通の話を分離させたもの。鉄道関係・新聞流通の話は、別ブログで。

大分道・杷木IC~湯布院ICは、なぜ、こんなに無料で走れるのか?

 2020年7月九州豪雨の災害に伴う大分道迂回措置は、8月17日朝7時で終了します。ココでは発生時の時の様子を記載しています。

++++++++++++++++++++++++++++

www.qsr.mlit.go.jp

 2020年7月29日現在でも、大分道の杷木IC~湯布院ICは、その区間の範囲内に限り、無料で通行できる。これは並行する国道210号のうち、旧・天瀬町の一部区間で九州豪雨に伴う道路崩壊が起きており、修復までに相当の時間が掛かっているのが一番の原因(他にもJR久大本線の崩落が、国道にも掛かっているというのもある)。一時期は由布市湯布院町の水分峠付近でも崩落事故が起きたが、現在は応急措置が完了し、条件付きで走行が可能。

 大分道は日田市と玖珠町をほぼ一直線に結ぶ形で建設されたため、国道210号と並走している箇所は、実はそんなに多くない。明確に並走していることが認められるのは、杷木IC~日田市の夜明地区と、玖珠IC~湯布院ICまでの区間一方の国道210号筑後川流域に沿って作られていることから、そこが寸断されると迂回のしようがなく、かといって他の道路で迂回するにも、狭隘&山岳地帯の連発で代替交通の確保が極めて困難である

 一般的に考えれば、寸断されているのは天ヶ瀬地区だけなのだから、本来なら日田IC~玖珠ICの範囲で十分なはず大分県道54号天瀬玖珠線を使うという手立てもある)。しかしながら、こうした筑後川流域のみの走行に偏った設計である以上、大分県区間国道210号が寸断されると一溜まりも無いため、国土交通省の判断で例外的に無料区間を大幅に拡大させているものと見ている。

f:id:fuwafuwaame:20200729195050j:plain

7月16日に走行した時は、ちゃんと確認するために、敢えて通行券を受け取った。

f:id:fuwafuwaame:20200729195117j:plain

申し訳ないという気持ちの方が大きかったが、国が特例で無料化させてるので「合法」。

 国道210号の応急措置は、九州地方整備局の公式サイトで確認してもかなりの時間を要する模様。それよりも非常に厄介なのは、球磨川沿いを走る国道219号ではないだろうか。あまりに損傷が酷すぎるため、仮回復のための工事も相当の時間を要するのでは?