BRT日田彦山線(添田~夜明・日田)の駅舎がどうなっているか見学しに行ったところ、偶然にも代行バスで使用されている日野自動車・ポンチョに出会えた。
ポンチョは概ね10人まで乗車できるコンパクトバス。九州北部豪雨に遭うまでの添田以南の日田彦山線が、常に10人を下回ることが多かったことから、ポンチョで十分というJR九州の判断なのだろう。
実際、JR九州が公開している議事録資料の中では、BRT日田彦山線に使用するバスはポンチョっぽいデザインのモノが描かれており、ポンチョの使用が暫定的であるにしても、現状の輸送人数を勘案すればソレで正式採用という流れになっていくだろう。
ポンチョと遭遇した筑前岩屋駅は、現段階では特に手を着けていない。ただ、斜面崩落が起きた場所は、ある程度修復が完了しており、後は堤防の建設などを福岡県側が行い、バス専用道の整備をJR九州(場所によっては福岡県も)が担当する方針になっている。
まだまだ着工していないものの、宝珠山駅では工事現場とショベルカーが専用道区間に入っており、少しずつ専用道の整備を行っていく気配が見られた。約2~3年後のBRT日田彦山線が楽しみである。