そらマメさん道路局

以前のブログから、道路関係と一部の公共交通の話を分離させたもの。鉄道関係・新聞流通の話は、別ブログで。

ETC周遊割引を使った時の所感

 ETC周遊割引の場合、一定額に達するとそこで通行料が上限に達して打ち止めになるため、中・長距離ドライブを伴う場合、その方がお得感があって有利である。しかし、周遊割引にも一長一短ある。

平日と休日では空気が異なる

 土日祝日の場合は普通車・軽自動車・二輪車が多く、逆に平日では貨物車が多い。コレは国土交通省が実施している高速道路の分散利用が原因でもあるが、仮に割引が実施されないにしても、仕事で貨物を運んだり、出張で遠方の営業所などに出かけたりする場合には、どうしても高速道路を頼らざるを得ない。

 「平日ならあっという間に上限額に達してオトクだろう」みたいに考えがちだが、その分、貨物車や営業のクルマが高速道路を占有しやすいことは留意する必要がある。大型車が多すぎて、本来だと渋滞や旅行速度が低下しないはずの場所で大きくスピードダウンが起きたりするため、休日のノリで出かけると想定外の事態が生じる恐れがある。

 また、意外な盲点なのが交通規制を実施しているところ。4車線区間ならば片側通行規制、暫定2車線区間ならば通行止め・行き違い信号待ち通行が生じる。休日はサンデードライバーを優先させることや、NEXCO各社の職員を交代で休ませることなどから、緊急事態を除いて交通規制は殆ど行わないが、平日や夜間は全く遠慮しない。事前に交通情報を確認した上で行動するのが望ましい。

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ただでさえ暫定2車線は流れが悪くなりやすいのに、追い討ちをかける如く「信号待ち」。

「元を取り返す」ドライブは、あまり効率的ではない。

 JRグループ青春18きっぷでも散見されるが、元を取り返すような旅行はあまり効率的ではないと考える。それは発売価格の安さと引き換えに、見た目に反してその営業キロがとんでもない程長いため。無理して元を取り返そうと長距離ドライブを伴う組み方をすれば、その分、疲れがドッと溜まりやすい。

 ある程度行く場所が決まっているなら、休日割引・深夜割引・通常料金で計算し、周遊割引の上限額が概ね1,000~2,000円程度の誤差で収まるのであれば、普通の通常料金・休日割引・深夜割引を適用する方がお得感がある。

ゆき・かえり時間の事前把握を

 18きっぷの場合、遠方に出かけると本数が極端に少なくなり、最悪、Uターン出来ずに路頭に迷うという問題がある。高速道路はそうしたことは無いものの、反面、ゆき・かえりの時間を事前に調べておかないと、思った以上に距離があって未遂に終わる可能性も考えられる

 この辺はNEXCO各社の大まかな到達時間予測で確認するのが望ましい。なお、その到達時間にはSA・PAの休憩タイムは勘案されていない。総合距離が200km以下ならば「+1時間」、300km以下なら「+2時間」、みたいに休憩タイム分を余分に計算しておくと、「日帰りならここまで行ける」「1泊2日ならココまでは到達できる」、みたいな予測は可能。