そらマメさん道路局

以前のブログから、道路関係と一部の公共交通の話を分離させたもの。鉄道関係・新聞流通の話は、別ブログで。

有明海沿岸道路 福富インター開通

www.pref.saga.lg.jpwww.saga-s.co.jp 有明海沿岸道路のうち、芦刈南IC~福富IC(佐賀県施工区間)が24日に開通。例のマンホールめぐり兼用で福富インターまで走ってみた。

 まだ開通して間もないため、逆走防止などを理由にガードマンなどが立って警備されており、旧道との比較や物珍しさで有沿道延伸区間を走るドライバー・ライダーが数多く訪れていた。

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最大の目玉・六角川大橋

 芦刈~福富に並行する国道444号は、六角川橋の部分が狭隘で道幅が狭く、大型車と出くわした時に離合が難しくなる懸念があった。更には意外とつづら曲がりが連発しており、その道中に民家が密集している箇所があるため、安全性・信頼性の向上を理由に優先的に整備された線区となっている。

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道の駅しろいしに設置された、高速道路開通記念碑。

 佐賀県庁のWebサイトや新聞などでは特に話題になっていないが、隣接する道の駅しろいしには、今回の運用開始にあたり、高速道路開通記念碑を設置している。かなり真新しいため、昨日の開通式の際に追加されたものと思われる。

 この先の福富インター~白石町深浦地区までは基本計画線のままであり、延伸に関しても全く勘案されていない。一応は立体交差を見越した設計になってはいるものの、佐賀県としては、嘉瀬南インター近くに建設される佐賀JCT佐賀唐津道路大牟田方面の有沿道)の建設・接続を優先させる方向になっている。佐賀JCTを含めた分岐点や延伸区間の具体的なマップが県レベルで公開されており、そちらを整備した後で着手に踏み切るものとみられる。

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福富インターから先、鹿島市方面の延伸は全く未定。工事の気配すらない。

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佐賀JCTの愛称「Tゾーン」。まずは佐賀唐津道路大牟田方面の有沿道延伸が先。

佐賀県施工区間ならでは「公団文字」

 佐賀県区間の有沿道、気掛かりなところもいくつかある。一番のポイントは、標識がヒラギノ角ゴではなく、以前まで使用されていたJH公団フォントを徹底的に採用しているところ佐賀県施工区間ではコレがデフォルト表記になるのかな?

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南端部までこの文字で行くつもりなのだろうか?

筑後人には、まだまだ使いづらい。

 佐賀県国土交通省Tゾーンと称して、佐賀JCTと佐賀以東区間の整備に本腰を上げる理由は、佐賀都市圏へのアクセスが鹿島・白石町方面からに限定されているためであり、現状では大野島・諸富インターから有沿道経由で福富インターまで到達できない。並行する国道444号も、有沿道と直接接続しているのが芦刈インターに留まり、他は別の道路で乗り継ぎをしなければ到達できないことから、乗り換え地点で時短効果が相殺されてしまう。

 なので、嘉瀬南・佐賀JCT⇔大野島・諸富インターの整備を出来るだけ早期に行っていただき、筑後方面から佐賀都心乗り入れ・鹿島方面の移動に対する時間短縮を実現して欲しいところ。

 現状では「下り方向なら時短目的で使うが、上りは興味本位」程度しかみておらず、福岡県側のようにササッと移動できる道路といえるかは微妙である。