そらマメさん道路局

以前のブログから、道路関係と一部の公共交通の話を分離させたもの。鉄道関係・新聞流通の話は、別ブログで。

阪神高速の領収書(通行証)

 人生初の阪神高速!(もう一つは後日説明するNEXCO中日本

 阪神高速ではETC利用を前提とした料金体系になっており、現金等での利用は末端部を除き、原則として最大料金をいただく。その際に渡されるのが、領収書と通行証が一緒になった「長いレシート」(うらが白いきっぷ)である。

領収書・通行証

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阪神高速の領収書・通行証

 以前は「神戸エリア」「阪神東エリア」「阪神南エリア」と3つの有料区間に分けられており、神戸市周辺と大阪都心部とでは通行料金がそれぞれ別枠で扱われていた。その後、効率的な阪神高速の利用を促すため、2012年元旦からETC利用時に限り距離別料金制度に移行させ、様々な割引も兼用しながらNEXCO線⇔阪神高速の連絡を強化する政策が採られている。

 ETCは距離別料金となった一方、現金等の場合は走行距離を確認できないことから、末端部を除いて最大料金を徴収する。普通車の場合は1,320円(2021年9月現在)であり、首都高速並みの超高額料金となっている。一方で、一部の阪神高速では、未開通区間などを理由に乗り継ぎを行う線区が存在することから、レシートの真下に特殊なQRコードを書き出して、二重課金が生じないように負担軽減を実施している。

乗り継ぎ券

 レンタカーを利用した名神NEXCO中日本初体験ドライブにおいて、13日の早朝に11号池田線・塚本出入口から乗った時は、このレシートが欲しいと思ったため、ワザと現金を払って通行してみた。

 真っ暗な上、阪神高速は初体験なので土地勘ゼロ。そのため、気が付いたら15号堺線に入っており、コレはヤバいと思って堺出口で退出。その際に渡されたのが「乗り継ぎ券」である。

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乗り継ぎ券(堺出口→大浜南入口)

 堺線と湾岸線は、なぜか直通化されていない。そのため、堺出口で下りたあと、30分以内に5号湾岸線・大浜出入口(南行き)を乗り継ぎする場合は、このきっぷを提示することで二重課金を回避する。扱いとしては堺出入口で退出したと見なされるため、乗り継ぎに失敗した地点でこのきっぷは無効と化す。なので、手元にあるコレは記念品扱いである(謎)。

 その後は湾岸線をひたすら神戸方面に向かい、日が昇ってきた所で神戸線経由で名神に向かったのであった。

ちなみに

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南芦屋浜PAは、ココにあった本線料金所の跡地を無理やり転換したもの。

 5号湾岸線神戸港に向かって走ると、末端の六甲アイランド北出入口の手前に「南芦屋浜パーキングエリア」がある。元々はココから通行料金が異なっていたため、この地に本線料金所を設置して追加課金の作業を行っていた。距離別方式に完全移行した後の2017年に本線料金所を廃止し、道路区域の見直しなどを経て、2019年3月19日からパーキングエリアに転換している。

 本線料金所の跡地には、余った高架区間の空き地を活用してパーキングエリアを誘致する動きが積極的にあるため、生き残っている本線料金所も、違う形で息を吹き返す可能性が高まっている。

 阪神高速、面白いね。別の機会にまた会いましょう!