そらマメさん道路局

以前のブログから、道路関係と一部の公共交通の話を分離させたもの。鉄道関係・新聞流通の話は、別ブログで。

原油価格が高騰している件

www.nikkei.com 昨日の美作地域ドライブの時、確かにソレは思った。1L=170円前後で推移しており、高値の給油価格に慣れている自分ですら、さすがに抵抗感は感じている。

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兵庫県宍粟市にあるガソリンスタンド。三菱系というのを勘案しても、1L=155円が安く感じる。

 ただ、原油価格の上昇は産出国(主に中東など)の需給調整の絡みもあるため、我慢比べのような側面があるのも事実。「石油元売り会社にカネを渡すことで選挙対策をしている」という解説を掲載していたサイトもあったが、そうした理由があるにしても、元々の給油価格に対して政府が補助を出す以上、180~200円台に突入した後も税負担を強めることになり、消耗戦になるのは回避できない。

 では、国民民主党日本維新の会などが主張するトリガー事項はどうかって話だが、一時的に道路整備に掛かる税金を無効化して軽減するもの。たかだか25引きになるとはいえ、道路予算が行き届かなくなって、ナニかあった時の補修(維持管理)が出来なくなる恐れもあり、これも考えモノである。

 結論として、国民の生活を意識した日本政府が唐突に思いついた案であるのは避けられず、市場もドライバーも冷ややかに見られているとしか思えない。

 原油価格高騰はリーマンショックの前にも起きていたが、その時は高速道路のETC割引強化で乗り切っている。その手法をより現実的に修正させた上で、緊急で予算計上させて運送業者や流通・小売業・農家向けのアシストを行う方が理に適うのでは?

【中央新聞社・緊急提言】

  • GoToトラベル&イートの早期実施と共に、還元率を拡大して消費を活発化。
  • ETC深夜割引の割引率を、約半年間、30%→50%に拡大。また、トラックドライバーの負担を軽減するため、深夜割引の適用時間帯を大幅に広げる(中型車以上は20時~6時、普通車・軽自動車は0時~4時)。但し、料金所待ちによる渋滞を回避するため、入場時刻と出場時刻に応じて割引率が変動するように調整。
  • ETC休日割引に上限制を設ける。但し、以前の1,000円高速はあまりに極端すぎたため、他の公共交通機関との競合も勘案し、最大30%割引をベースにしつつ、上限5,000円を突破した場合はそこで打ち止めとする。
  • エコカー減税の導入。国土交通省が指定する「ガソリンの消費を抑えるEV自動車」を購入した場合、初回購入時の重量税と自動車税軽自動車税)を全額免除。また、新規購入から最大3年間は自動車税軽自動車税、いずれも最大30%まで減免する。
  • エコカーを中古で購入した場合は減免の対象から外れるものの、一定の条件を満たせば、使い道自由のクーポン券(最大5万円上限)を購入者に支給。これは前述の新規購入者も対象となる。
  • 新たにトラクターなどを購入した場合、もしくはレンタリースで契約した場合、最大30万円相当まで生産者に補助を出す。