そらマメさん道路局

以前のブログから、道路関係と一部の公共交通の話を分離させたもの。鉄道関係・新聞流通の話は、別ブログで。

区画線マジック

corp.w-nexco.co.jp soramameroad.hatenablog.jp↑の話も参照。

 2022年3月26日から太宰府インター上り出口において、区画線の見直し運用を実施している。以前のブログにもある通り、

  • 以前は出口寸前でオフランプが出現
  • 左側車線が出口ランプの先で消滅
  • その影響で本線上に待ち行列が発生し、とんでもない渋滞が連発

 といった問題が指摘されていた。

 そのため、「左側車線を約2km手前から無理やり出口通路に変更し、片側2車線に減少するタイミングを早める」という手法に変更している。

左側車線を無理やり出口ランプに変えた後の太宰府インター上り出口。

 見直しから1年が経過し、その間に太宰府インター上り出口の車の流れを確認したところ、約2km手前から強制的に出口ランプに切り替わったことから、出口ランプ付近での混雑が大幅に解消されたという記録が報告されている。

約2km手前から左側車線を無理やり出口ランプに切り替えさせることで、
渋滞が発生しにくくなる心理状態を生みだした様子。
NEXCO西日本のHPより引用)

旧・左側車線がそのまま出口ランプになったため、渋滞が起きにくくなり、旅行速度も改善されている。
NEXCO西日本のHPより引用)

 統計は区画線切り替え前の2019年度と、切り替え後の2021年度とで比較。道路構造そのものは以前と変わらないのに、約2km手前から左側車線を無理やり出口ランプに変えただけで渋滞の激減・旅行速度の改善効果を生み出している。大規模な工事を行わずとも渋滞削減効果を見いだせるあたり、何だかキツネに摘ままれた感じ

「本当にコレで渋滞が減少するのか?」と一時期思ってた時期があった。

 この区画線変更による渋滞削減マジックは、新名神草津JCT名神上下線への乗り換えの時でも実用化されており、こちらも区画線が不適切に運用されていたことが原因で、名神上りへ向かう客が「?」となって旅行速度低下・渋滞発生のもとを作り出していた様子。

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