9月23日の西九州新幹線部分開業にあわせ、嬉野温泉駅に隣接する形で「道の駅うれしの まるく」が同日オープンした。
嬉野温泉駅は、西九州新幹線において唯一の新幹線単独駅。一応、祐徳バス・JR九州バスによる嬉野市内・鹿島方面の乗り換えには対応しているものの、基本的には何もない更地に作られている。そのため、駅の整備に合わせて再開発事業が行われており、その一環として道の駅を誘致した上で嬉野温泉に対する情報発信・医療対策拠点をも整備する運びとなった。
但し、2022年10月の訪問地点では暫定開業扱いで、物産館やレストランなどは未整備。この辺、チョッとフライングスタートをしてしまった感が滲み出る。
前述の通り、嬉野温泉駅と、道の駅における必要最小限の道路サービスのみが先行開業しているため、周辺は分譲地と何かしらの建物を作っている最中だった。国立病院機構・嬉野医療センターがあるだけでも、建前上は「緊急医療体制の確保」が出来ているものの、他は……ねぇ。