そらマメさん道路局

道路関係と、一部の公共交通の話・郵便局めぐりなどがメイン。

クイズ!正解は1年後 for 2022(答え合わせ編)

soramameroad.hatenablog.jp↑の話を参照。

 

 某番組と似たコンセプトで、約1年前に出題した「1年後の様子をクイズで答える」という話。ココでまず、2021年12月31日に出題した問題を再確認してみよう。

(あおい)問題はコチラ!

 上記の内容に対し、答え合わせを行っていく。

出題内容

インフォメーション(コンシェルジュ)の対応見直し

 答えは○。NEXCO西日本管内では今年3月末付で、E2A中国道の一部休憩施設(大佐SA・吉和SA)の情報案内所が閉鎖。吉和SAに至っては、購買施設そのものが閉鎖するという由々しき事態になった。

corp.w-nexco.co.jpsoramameroad.hatenablog.jp 大佐SAがある北房~新見は、1日平均交通量が約5,000台未満、吉和SAがある吉和~六日市にいたっては1日約2,000台前後しかなく、もとから採算が取れる場所ではなかった。そのため、指定管理者制度に基づく契約満了と共に閉鎖された。「分かってはいたこと」なので、正式発表があった時は冷静・客観的に見ていた。

新井恵理那さんがNEXCO西日本管内に飛び入り参加

 ×。この辺は作者の妄想以下ということで()

 なお、NEXCO東日本管内では、4月頃から新井恵理那さんに代わり、同じセント・フォース所属の中川絵美里さんにバトンタッチしている(広報資料(工事カタログ)などで散見)。

中川さんのインスタグラムより引用

ハイウェイラジオの段階的廃止

 答えは×。まあ、まだまだ需要あるし、Eハイラジ・みちラジは、首都圏・東名・中央道を軸にしたサービスなものですから。

高速道路リニューアル工事、九州道も着手か?

 答えは△。鹿児島・宮崎エリアでは既に着工されているので、何を今更って設問である。

 但し、来年1月10日から、交通量が極めて多い鳥栖JCT~久留米インターの間でもリニューアル工事が実施される。「タイミングが悪いと渋滞するかも?」レベルなので、まあ、余裕を持って行動を。

corp.w-nexco.co.jpcorp.w-nexco.co.jpsoramameroad.hatenablog.jp

新東名・伊勢原~新御殿場、さらに開通期間を先延ばし?

 答えは○。残念ながら、そうなってしまった。

www.c-nexco.co.jp 道中にある高松トンネルを掘っている最中に、地盤が頻繁に崩れるという事態が発生したため、安全かつ的確に切削工事を進める理由で2027年度に延期する。

 思ったのだが、これでいて暫定片側2車線(増設は可能でも、構造上は片側2車線強制)という構造、何とかならんのか。延長するなら、この機会に片側3車線での再整備を再検討して戴きたい。

沖縄道のETC専用化

 答えは×。まあ、国が基本的な方針を作り、そこから沿線自治体と協議しながらETC専用インターへの切り替えを行っていくため、沖縄道全線は時期尚早ってところか。

NEXCO西日本にラインカラー導入

 答えは×名神高速新名神高速など、NEXCO中日本と跨がる部分では他社線カラーに合わせるが、他は原則「青」で固定されている(そもそも統一・共通化しようという姿勢にすらならない)。

 余談だが、この前のE32・E56高知道レポートより、高速道路ラインカラーを再び「青」一色に戻している(ETC関連は紫・無料区間はグレー)。複雑かつ百花繚乱にカラーリングを求めるより、シンプルに青で固定させた方が作業が捗るからだ。

青一色(状況によって紫・グレーも)の方が単純で分かりやすい。

 このほか、高知道レポートを見ていてお気づきかと思うが、実は県境部以外、カントリーサインの説明を完全に割愛している。コレは諸般の事情ということで。

NEXCO中日本のスローガン変更

 答えは×。但し、微妙な変更点としては、サウンドロゴが新設されている。

高速道路巨大地図の配布を廃止へ?

 答えは×。中日本会社線の地図廃止、地味にイヤなんだけど……。

ひとけのないSA・PA無人化ラッシュ

 答えは△。無人化された吉和SAの事例があるも、他はE1東名・E1A新東名 / 御殿場JCTの近くにあった、駒門PA上りの購買施設が廃止された程度で、小粒なサービス見直しは実施。

sapa.c-nexco.co.jp なお、ココでは指定管理者制度に基づく、テナントの交代によるサービスの変更はカウントしない。

 

 

 

 

 ……とまあ、いろいろありましたとさ。

 「1年後の高速道路サービスを予想」とはいったが、開通・工事・休憩施設の運営体制に関する情報は、NEXCO国土交通省・各都道府県の公式サイトを見た方が早いし、普段から疲れて余裕が無い私にしたら「確かにそんなこともありましたな」程度でサラッと流すようにしている。

 なので、2023年版の「正解は1年後」は行わない。興味ある人は、各自でやってみてね。

来年も宜しく!