そらマメさん道路局

道路関係と、一部の公共交通の話・郵便局めぐりなどがメイン。

2023年度(2023年4月1日以降)から変わるもの

 NEXCO西日本管内で、2023年度(2023年4月1日)より変わるものを列挙。

E9京都縦貫道の道路管理者変更

www.kyo-miti.jpcorp.w-nexco.co.jpsoramameroad.hatenablog.jp↑の話も参照。

 2023年4月1日より、E9京都縦貫道の丹波IC~宮津天橋立ICが、京都府道路公社からNEXCO西日本に移管され、それに伴って通行料の仕組みを全国共通方式に切り替える

 E9京都縦貫道のうち、丹波IC~宮津天橋立ICにおいては、京都府が主体となって整備したのに対し、丹波IC~沓掛ICまでの区間は、国道9号のバイパス道路として日本道路公団NEXCO西日本が整備したことから、両社との間で通行料やETC割引制度が異なる問題が生じていた。

 そこで、京都府NEXCO・公社・国土交通省との間で協議を進めた結果、丹波IC以北をNEXCO西日本に切り替えた上で、公社独自の料金制度から全国共通料金(普通区間)にする形で、利用者負担の軽減・共通化を進めることで一致。新年度スタートとともに、名実ともに全国高速道路網へ編入することになる。

【見直しのポイント】

  • 公社独自から、普通区間の全国共通料金(普通車・1キロ24.6円+ターミナルチャージ150円、出入口の距離に応じて遠距離逓減制度を適用)に切り替える。これにより、走行経路によっては公社時代よりも安価に収まることがある。
  • 休日割引・深夜割引が適用される
  • ETCマイレージも加算(公社時代はチャージした分から減額することしか出来なかった)
  • 出入口に料金所が立てられない一部のインターは、改築工事の末、丹波大山崎の完全距離別化を目指す。

ETC専用化の実現

corp.w-nexco.co.jpsoramameroad.hatenablog.jp↑の話も参照。

 NEXCO西日本管内では初となる、ETC専用化実験が、4月3日からスタート。当面は料金所を絞って状況を見計らっていき、順次、専用インターの拡大を図る。

【ETC専用化・第1弾料金所一覧】

E2A中国道(吹田JCT~中国池田)の終日通行止めが完全解除

長かったE2A中国道の一部全面通行止めも、やっと終了!

 片側2車線+側道部の中央環状線という設計の都合上、やむを得ず一時的に完全通行止めを行う形で進めてきた、E2A中国道リニューアル工事(吹田JCT~中国池田)。一連の工事が2023年3月26日5時を以て完全に終了し、原則として、E1A新名神等への迂回を強制されることがなくなる

 但し、中国池田~神戸JCTに関しては、引き続き工事が行われる(車線規制・繁忙期は一時的に解除)。時間にゆとりある行動を。

2023年度の大規模リニューアル工事実施線区

corp.w-nexco.co.jp 各地で実施される、2023年度実施の大規模リニューアル工事、または集中工事の実施期間とその線区。

他社線も巻き込んでの集中工事、今年も行われますよ。

★=渋滞! 逃げて!!(必ず渋滞が起きる)
○=渋滞に注意(渋滞の発生リスクは低い)

 来年度もよろしく!!!!