www.city.kurume.fukuoka.jpwww.nishinippon.co.jp E3九州道の久留米インターから広川インターまでの道中に、久留米南スマートインターを設置することが決定。現在は準備調査段階として、自治体や福岡県・国土交通省・NEXCO西日本で構成する準備会を通じて、設置箇所や接続先の道路環境などを調べるプロセスに入っている。
この地点では、あくまで久留米~広川の「どこか」に作ることを確認した程度で、実際にどこに接続するかまでは決まっていない。察するに、
- スマートインターを通じて、E3九州道・国道3号・藤山線(主要地方道久留米立花線・一般県道藤山国分一丁田線)の混雑を減少させること。
- ことあるごとに起きる筑後川の水害への対応や、それに伴う迅速な緊急車両の運行支援を確実に行うこと。
- 今後想定される医療体制の強化を目的に、大規模な医療施設への移動をアシスト。
- 広川インターそばにある工業団地へのアクセス改善と、久留米市域への工業拡大も視野に考慮。
- 文教施設や高良大社・久留米競輪場へのアクセス改善。
- 自衛隊への出動要請を迅速に行うため、いざという時に頼もしい、旧・久留米市南東部にある陸上自衛隊久留米駐屯地からのアクセスを改善。
- 交通アクセスが弱い旧・久留米市南東部から、南筑後・熊本方面へのアクセスを改善させることで、久留米インターに一極集中する問題を回避(特に国道210号×国道322号の野々下交差点とか最悪)。
など、現状の旧・久留米市南東部で起きている諸問題改善に一役買うような姿が望ましい。
地元民の直感的な予想として、いわゆる「藤山線」と呼んでいる一般県道・藤山国分一丁田線との立体交差付近(高良内町)が最もベストかなと予想する。高良大社のある御井町は用地取得が困難な住宅地が多く、その先の一般道路も環状線があるとはいえ、スマートインターへ到達するまでの所要時間で割を食らう。
一方、高良内町の藤山国分一丁田線付近であれば、住宅街と干渉する場所が殆どない上、久留米大学医療センターや久留米駐屯地へのアクセスも、そこまで遠く離れていない。また、将来的に上津町で起きている国道3号の混雑を解消するバイパス道路との接続を考慮すると、広川八女バイパスとの接続が容易な高良内町付近に誘致する方が理に適う。
余談ながら、高速を使わずに家に戻るときは、国道322号で久留米インターそばまで来た後、裏路地を使ってE3九州道の側道部を活用しつつ、藤山線に戻って帰路に着く。前々から「この辺にインターがあればなぁ」と思っていたけど、それとは別かな。
とにかく、今はまだ準備調査段階に過ぎないため、記憶のどっかに納める程度にしとく。
※この記事は2023年12月31日(日曜日)午後11時まで有効です。