soramameroad.hatenablog.jp↑の話も参照。
2024年10月16日より、八木山バイパス(篠栗インターから筑穂インター)の車線切り替えが実施された。今回の切り替えは中央分離帯の設置や、暫定2車線時代の舗装を修復・線引き変更するための措置で、当面は分離された状態で運用しつつ、2025年春頃の完全4車線化を目指す。
4車線化工事いえども、管轄が国土交通省からNEXCO西日本に「大政奉還」するため、設備もE10東九州道等にみられる最新式のものに置き換わり、道幅の狭ささえ除けば、まんま「高速道路あるある」そのものである。
2代目篠栗本線料金所も眺めてみた。かつての旧・篠栗本線料金所と全く同じ場所に設置されているが、料金収受施設や関連設備は最新式で建設されている。また、初代料金所はETC無線装置が無く、ETCカードを手動で挿入する必要があったが、2代目では最初から無線通信に対応した設計になっており、ストレスフリーでノンストップ通行が可能である。
ETC専用レーンが2基ある一方で、従来の現金投入用の自動精算機ブースも隅に1基確保。八木山バイパスは51cc以上の原付(小型二輪)も通行が出来るため、精算機で係員を呼び出し、小型二輪に料金を切り替えて貰う必要がある。このことから、八木山バイパスでは、政府主導で実施されるETC専用化の対象から外される方針(初代料金所も小型二輪の通行が認められていたため、精算機で係員呼び出しを行っていたが、それをまんま継承している)。
4車線化完了と、それに伴う通行料の徴収開始だが、篠栗~筑穂の4車線化が2024年度内となっているのに対し、訪問地点で中央分離帯の工事や筑穂トンネル上りの舗装工事等を考慮すれば、2024年内の完成は困難である。早くても2025年2月頃、遅くても政府予算の決算期となる3月末頃になると予想する。
高速道路と違い、既に開通しているものを補強するのが目的であるため、そこまで急がずに着実に整備してもらう方がありがたいです(でも、出来れば早期に実現して欲しいという、一介の県民の考えもあるわけで)。あとは「通勤パス」を八木山バイパス利用者(福岡都市圏⇔筑豊・京築の通勤客向け)に導入したがいいんじゃないかな。
それでは2025年春の「Re:」で会いましょう。