今年に入ってE34長崎道を鳥栖から利用する時、朝方に山浦PA下りに立ち寄ると、不法駐車に近い状態で大型車が駐車場を占有している状態が目に付くようになった。
これはE34長崎道経由で佐賀都市圏・長崎方面へ向かう貨物車を中心に、物流倉庫において納品までのリードタイム(事前所要時間)や時間指定などの条件が、どうしても荷主主体となって動いてしまう所が大きく、時間調整を理由に駐車マスが少ない山浦PAで待機しているため。単に朝の通勤時なのでコーヒーブレイクして休憩してるだけの貨物車も多いけど。
そうした理由が根にあることを理解しつつ、だからといって野放しにしていいはずがない。というわけで、私から。
【短期的】
- 荷待ちを理由とした駐車場利用に関しては、山浦PAの規模の狭さを考慮し、手前のE3九州道・基山PA等の利用を勧めるよう、NEXCO西日本側から説明する。
- 速やかに駐車場体質改善工事を行い、大型車優先・小型車敬遠のレイアウトに見直す(大型10・小型20 → 大型16~20・小型10~5に見直し)。
- 荷待ち向けドライバーに配慮した、有料のパーキングメーターを一足先に導入するか、もしくは時間限定マス(約60分間)を導入する形で、小型・他車の迷惑を極力回避する制度を投入する。
【中長期的】
基山PA・広川SAなどは、交通量や休憩施設の規模を考慮して駐車場体質改善工事が進んでいるものの、他は結構バラツキがある。山浦PAなんかは佐賀と福岡都市圏を結ぶ大動脈なだけに、妙に休憩施設のサービスがアップデートできていないのは、さすがにどうなんだか。