そらマメさん道路局

道路関係と、一部の公共交通の話・郵便局めぐりなどがメイン。

当日郵便局めぐりが出来る範囲

 2022年1月に始めた郵便局めぐりは、もうすぐ1,800局台に達する。今までは日帰りで余裕で行けたが、今は未訪問局が大きなドーナツのように散らばっている。

 基本的には「高速道路を使うかどうか」で日帰りで局巡りができるかどうかが決まる。高速道路を使うなら、朝9時の開局前に目的地に着くかが重要だ。仕事が終わってから出発するとしたら、だいたい6時ごろにE3九州道に入る必要がある。そこから余裕を持って動くとしたら、現地には朝8時までに着いておくべきだろう。

 朝8時、遅くても朝8時50分までに現地到達が可能な距離を、NEXCO西日本の料金検索で調べると、

 となる。一般道路では朝の通勤ラッシュで混雑に巻き込まれるし、山越えする場合は移動時間が長くなることもあるので、一様に判断するのは難しいものの、概ね、上記よりも行動範囲は狭くなる。

開局前までに到達可能な距離

 このように考えると、ここから遠い場所は数を稼ぐために訪問する手法を見直すか、あるいは月に一度の新聞休刊日などを利用して移動することになる。しかし、そこまで苦労して訪問するのは意味があるのかと疑問に思う。そのため、少なくとも上記のオレンジ線内では頑張って攻略し、それ以外は特定の自治体・郵便局だけを狙って、一括して定額貯金を組む方がいいと思う。いずれにしても、行動範囲には限界があるのは明らかですので……。

どこかで線引きしないとね。

※記事の作成にはBingのAI作成機能を使って校閲しました。

ビジホ泊まりの夜食・朝食考察

 遠方に出かけるとき、どうしても当日中に帰ってこれないことが事前に分かる旅行工程の場合は、遠慮せずにビジネスホテルに泊まるようにしている。夜食はホテル近くの大衆居酒屋(酒抜き・烏龍茶縛り)でディナーとなるが、朝食はかなりまちまちで、最近は抜かす傾向にある。

 なぜビジホの朝食は抜かすことが多いのかというと、単純かつ身も蓋もない話、「いつまでもホテルにいるより、サッサと出たいから」。これに尽きる。確かにビジホで腹一杯になるまで朝食を済ませ、準備が整ってから出発するのが理想的だが、帰宅までのアプローチを考えると、少しでも早く出発して2日面を満喫したいという気持ちになる。そもそもその翌日は朝刊配達(仕事)だし。

 以前であれば「朝食つき」のプランを頼むことが多かったが、結局、抜かして出発してしまうことがあり、朝食代が無駄になってしまう(ホテルによっては最初から朝食代コミとしている所もある)。だとすれば、別に素泊まりでもいいと思うようになり、最近は素泊まりプランを最優先に選んでいる。

 なお、朝食を抜かした場合は、道中にあるコンビニで済ませてしまう。その方がサクッと口にモノを入れることが出来るし。「朝食がもっと早く、出来れば4~5時台からでもやってれば……」と思う

夜食の写真

津山(E2A中国道延伸ドライブ)の時は、ビジホ隣の居酒屋でホルモン焼きを。美味かったですよ。

高知(E32/E56高知道ドライブ)の時は、名物「カツオの叩き」。2人前はさすがに多すぎた。

松江の時は明確なご当地料理が分からなかったので、シンプルに居酒屋あるあるメニューで。

 なお、ロードサイド店舗型のビジネスホテルに泊まる場合は、地域性度外視なチェーン店の牛丼・ファミレスで済ませることが多い。最近の旅行ネタで話題沸騰の「ご当地スーパーマーケットめぐり」というのも、アリですね。今後はそうするかな。

朝食の写真

松江のルートインに泊まった時は、ちゃんとホテル朝食をとってから出発。

新大阪近くのE1名神ドライブ絡みでは、サッサと出たいという気持ちの方が先だったもので。

 ホテル朝食を頂くかどうかの判断基準としては、

  • 目的が高速道路ドライブ(レポート製作取材)で、明らかに時間を問われるような案件であれば「抜く」
  • 1日目で高速道路・国道・道の駅・鉄道駅見学やらを済ませ、2日目の平日が郵便局めぐりといった具合ならば「頂く」
  • 遠方地すぎて、少しでも九州に戻らないと翌日に響く場合は「抜く」

 要するに、私は仕事の絡みで時間に縛られてるんです。「もっとゆっくりしたい」という概念など、基本的にありません

ほな行こCar(失敗談)

 2021年9月にNEXCO中日本の領地(E1A新名神E23東名阪道E23伊勢道・C3東海環状道に初めて入ったことで、長年の課題だった「中日本童貞」を克服することが出来た。そこまでのアクセスに関しては、事前に旅行代理店にレンタカー+ビジネスホテル組み手の旅行券を発券して貰い、新幹線で新大阪駅まで移動してから、レンタカーに乗って関西・中部地方に乗り込んでいる。

 が、この旅行組み手、実はとんでもない問題点が数多く出現。下記に示すと、

  1. レンタカーの車高が著しく低い(普通車最低限クラス)
  2. 新大阪駅から阪神高速への乗り換えが恐ろしいほどに不便
  3. ビジネスホテルの場所が新大阪から離れすぎている上、本来は結婚式場として使われる「多目的重視」のリッチなホテル

 1.に関しては旅行代理店での契約という都合上、車のグレードをよく確認できなかったため、ある種やむを得ない所があるが、2.に関しては近所に阪神高速や別のNEXCO線と直通しておらず、そこまでのアクセスも渋滞が酷い大阪市内(都市圏)の一般道路を経由する必要があり、恐ろしい程に不便である。また、「組み手」という都合から、3.のホテルも出来るだけ高速道路に近い所を求めた結果、一人のオッサンがドライブするにはあまりにも似合わずの結婚式場兼用ホテルが選ばれてしまい、何だか損した気分である。

(そらか)迷子になったせいで、予定より2時間も遅れて京田辺PAに着いたやんか!
(イコ太)この方向音痴スマホめ!寄り道出来へんやんけ!
(???)えー?ちゃーんと段取りしたんですがねぇwwwww

 車高が低いというのはあまり想像が付かないが、安全最優先でカメラ固定・記録中は画面消灯をする上では、あまりにも車が低すぎると風景を上手く撮影できない。2021年のドライブで記録された画像は、かなり大幅な加工処理を実施しており、途中から面倒くさくなって、E1名神に至っては完全に放置している。SA・PA見学が出来ただけでもヨシッとしてるが、高い旅費を賭けて移動した以上、やはり歯切れが悪い。

 対策としては、ややグレードが高くて十分な車高があるレンタカーを頼むこと。あと、カメラの有無を問わず、身長が高いクセにデブなおっさんの私にしたら、車高が著しく低いクルマはNGです(謎)

 クルマの問題よりも、やはりストレートに高速道路に乗れないというのが一番キツい。福岡の場合は、JR博多駅福岡空港だと至近距離で都市高速が走っているし、北九州の場合でも空港からだとE10東九州道へダイレクトに向かえる。JR小倉駅の場合もスグ近くに都市高速があるため、新大阪からレンタカーで移動して遠方を目指すのは、余程地理を知っていなければ対処不能に近い。

 新幹線で移動するのは、仕事の絡みでどうしても翌日の夜までに帰宅しなければならないためであり、少しでもショートカットするには新幹線の力が必要になる。それを踏まえると、関西圏の高速道路をレンタカーで移動する場合はいきなり新大阪を目指すのではなく、手前のJR姫路駅から出発する方が案外便利だろう。「さくら・のぞみ」が停まるし、姫路バイパス・E2山陽道・E95播但道にも近いし、旅費も少しだけ安く抑えられる。

 「組み手」の都合で結婚式場兼リッチホテルになった話だが、その隣にはラブホテルがジャンジャラとあって、余計に気まずかった。レンタカー組み手を考慮する場合は、旅館は自分で予約する方がいいかな(レール&レンタカーきっぷを旅行代理店で頼む考えもあります)

(そらか)結婚式場の隣は「こんにちは赤ちゃん」かよ(涙)

 新大阪駅のすぐ近くに阪神高速があれば、もう少し違った展開が見られたと思うが、やはりあの駅は大阪・梅田への玄関口という位置づけなんだなとしか思わない。あと、レンタカー屋のある場所が駅直付けではなく、少し離れた所からの発車というのもゲンナリポイント。新大阪は大阪の「洗礼」なのか?

www.asahi.co.jpwww.w-nexco.co.jp

愚痴との遭遇 (2)

 直近の道路交通関係のニュースに関する話。

国道445号・金内橋の仮開通

7月の大雨で崩落、熊本県の国道仮橋が開通 山都町の金内橋 大型車も通行可、歩道も
熊本日日新聞 / 2023年11月21日)

国道445号金内橋の仮設道路 (仮橋) が完成します
国土交通省 九州地方整備局 熊本河川国道事務所)

 7月の九州豪雨で被災した、熊本県上益城郡山都町の金内橋。すぐ脇に簡単な器材で作った仮橋が完成したため、取りあえず通行規制は解除。大型車も通れるため、迂回運行を行っていた福岡と高千穂を結ぶ高速バス「ごかせ号」も、国道445号経由に戻される。

 災害に伴う甚大な被害を受けたことから、仮設道路の建設は国土交通省が災害復旧事業として建設代行を行った。

 あくまでも応急措置に過ぎず、本当の意味での建設はこれからとなる。

阪神高速、激変緩和見直しへ

阪神高速も「上限料金引き上げ」必要? 首都高の“1320円→1950円化”に続くのか 現料金に“不公平感”
乗りものニュース / 2023年11月16日)

第60回国土幹線道路部会 配付資料
国土交通省 社会資本整備審議会 道路分科会 / 2023年11月10日)

 阪神高速の距離別料金制度は、当初は首都高速と同じように2段階での料金区分でしか無かったが、後に車種区分の細分化や本線料金所の段階的廃止、更には、大和川線の延伸や阪神と繋がるNEXCO線との連動も踏まえ、少しずつ最低料金と最大料金の範囲を細かく設定していった経緯がある。

 不公平感があるという指摘はあるが、首都高も阪神高速も、最終的にはNEXCO線(大都市近郊区間)並の最大約3,000円程度になる見通し。

 現金等は末端方向の部分のみの走行を除き、一律で最大料金が徴収されるものの、激変緩和措置の段階的廃止を繰り返せば、自ずと2030年までに導入されるETC専用化と共に距離別方式に強制転換となるため、この問題は解消される。

 大事なのは通行料の割高さではなく、適切な距離別方式への移行を正しく理解すること。そんなことで感情的になってはいけない。(戒め)

 福岡・北九州高速の距離別体制への移行は、まだですかねぇ……。

都市高速公社訪問

東浜にある都市高速公社の本部

環状線内回り経由のレプリカ標識

 福岡市とその周辺都市圏における郵便局めぐりをした帰りに、東浜にある都市高速公社(福岡北九州高速道路公社)に訪問してみた。10年くらい前に、公社からのお誘い扱いでココにお邪魔したことがあるが、貴重な時間を割って、気さくな理事長さん(当時)と公社の方々による都市高速の運営体制に関する説明を受け、エラい有り難く思った。

 ここに来たのはふくきたネットワークの調達。実質冷やかし同然だけど、一応、近くを通ったので~。それと、環状線整備に伴うレプリカ標識などもありましたよ。

岡垣バイパス、4車線化事業完成へ

国道3号「北九州~福岡すべて4車線化」達成へ!
山越え区間「岡垣バイパス」33年越し念願のボトルネック解消

乗りものニュース / 2023年11月20日

国道3号岡垣バイパスが2024年2⽉3⽇(⼟)16時に開通します
国土交通省 九州地方整備局 北九州国道事務所)

 岡垣町宗像市の境目にあるトンネル区間は、北九州と福岡を結ぶ重大なバイパス区間であるにも関わらず、暫定2車線の状態が続いており、ボトルネックが起きていた。このことから2018年12月より拡幅事業に着手。約8年という月日を経て、ようやく本来あるべき姿になる見込み。

 ……といっても、私からすりゃ、県民であるにもかかわらず「はぁ、そうですか」で終わる。北九州と筑後の間は、国道200号長崎街道・冷水峠)経由で移動してしまうため、宗像方面に迂回するソッチへはなかなか行かない。ご縁が薄いということで……。

線引きの大事さ

高速道路「安くして!」「絶対やめて!」それぞれの主張 新たな割引が「確実に致命傷」になるのは
乗りものニュース / 2023年11月18日)

 安くしろと求める側は普段から自動車交通に依存しており、公共交通機関はどうしても反対気味になりやすい。

 でも、そもそも有料道路が出来たことで公共交通機関がそれまで担ってきた、通常の方法では運搬が出来ない地域の橋渡し役も、時代の変化で身の丈に合った形で縮小するのは、ある意味当然じゃ無かろうか。

 自動車交通もそうでない所も、どちらも共存しないと生活できない所はともかく、適切な交通政策の実施で役目を終えた公共交通機関は、段階的に引退して貰うのが筋だろう。

深夜割引見直し案

高速道路の深夜割引見直しで意見募集 国交省とNEXCO3社
Impress Watch / 2023年11月9日)

高速道路の「深夜割引の見直しにおける無謀な運転の抑止策(案)」に関する意見募集について
(東日本・中日本・西日本高速道路 / 2023年11月7日)

【見直しのポイント】

  • これまでの割引時間帯にさえ走っていれば、利用区間全てに割引が適用されていたものを、対象時間内に走行した距離「のみ」に絞る。(東京料金所での0時待ち対策)
  • 割引適用の時間帯は、22時~翌5時まで
  • 無謀運転防止や、いたずらに割り引かれるのを阻止するため、割引に関してもストッパー役として上限料金が設定。割引規制の範囲は、
    (軽自動車・普通車)1時間あたり、100km+5km
    (中型車・大型車・特大車)1時間あたり、80km+5km
    ※総じて、一晩あたりの最大距離は、普通車等は682.5キロ分、大型等は552.5キロ分まで。但し、400km以上の走行は、後述の長距離逓減制の条件緩和でカバーできる。
  • 長距離逓減制を見直し、
    (100km以上 200km未満)25%割引
    (200km以上 400km未満)30%割引
    (400km以上 600km未満)40%割引
    (600km以上 800km未満)45%割引
    (800km以上)50%割引 ……に変更

 複雑すぎるが、要は料金所待ちなどしなくてもいいように改善する一方で、イタズラに割り引かれては不公平だから、割引判定を厳しくするという案件。既にパブリックコメントは終了しており、政府方針に基づき、来年度からの運用を始める。

う、う~ん。おばさんには分からないや。(そもそも深夜に移動する機会ないし)

稚拙な指示はやめろ

トリガー条項の凍結解除検討へ 岸田首相、自公国3党の協議指示
時事通信 / 2023年11月22日)

 道路をボコボコにしたいのか!

SA・PAの小ネタ (10) インフォメーション

 巨大なサービスエリアに行くと存在するインフォメーションコーナーは、公団民営化からしばらくは結構ちょくちょく利用していた。2005年当時は、今のようなスマートフォンが無く、料金検索や所要時間の情報を少しでも収集するには、インフォメーションが凄く役立っていたから。

 その後は殆ど利用しなかったモノの、一度だけ本気でお世話になった事例がある。それは、E1名神でのスタンプ帳忘れの件

 大津SAでスタンプを押した後、そこに台紙とスタンプ帳を置きっぱなしにしたのを忘れてしまい、次にスタンプがある桂川PAに立ち寄った時に大津SAに置き忘れたことに気づく。「戻って取りに行けばいい」という意見もあるが、桂川と大津は距離がある上、新大阪駅までは新幹線でやってきたため、レンタカーの返却時間が迫っており、どうしようかと途方に暮れた。「でも、一応は取り返さないと」と判断し、前日の夜に訪問した吹田SA下りに立ち寄り、そこでインフォメーションに尋ねて忘れ物相談が出来ないか聞いてみた。

 大津SAとの電話口で、実費負担で郵送して貰えることになり、一命を取り留めたのだった。あのとき、吹田SAに女性スタッフが居なかったらと思うと、チョッとゾッとする。

吹田SAに情報案内所が無かった場合は、完全に諦めていた。

 現在は遠隔操作などで直接対面できる機会が減りつつあるし、インフォメーションが稼働している時間帯は、殆どが違う用件(郵便局めぐりなど)で出くわさないが、NEXCO線における高速道路上での手回りネタで困った時には、本当に助かる存在である。今後、どこでお世話になる時が来るのかな?

【インフォメーション(ハイウェイコンシェルジュ)の仕事】

  • 交通情報・通行料の問い合わせ
  • 休憩施設・観光地への行き方
  • 手回り品・忘れものの問い合わせ
  • ベビーカー・車いすの貸し出し
  • 高速道路ガイドマップなど、チラシ類の配布や準備
  • NEXCO各社の各種サービスに対する問い合わせ
  • ファクシミリの送信・コピーサービス
  • 定期的に交通情報をアナウンス
  • NEXCO各社・日本国旗の旗揚げ
  • たまにゴミ拾い・清掃
  • お茶出し(実際はインフォメーション隣のセルフサービスで対応)
  • (中日本)「私たちの高速道路」の売りさばき ……など

少しでも大型車に「ご奉仕」を

www.mlit.go.jp 休憩施設の有効活用に関する審議会が幾度となく実施されているが、いわば2024年問題への対応として、トラック業界が主張する「高速道路における、確実な休憩体制の拡充化」を求めている。

 民営化後にSA・PAは劇的に改善されたものの、あくまでもコンシューマー向けのものであり、大型車・貨物車に配慮した造りに関しては今まで軽視されてきた。大型車マスが不十分なことから、業界や政府・NEXCO各社などがそれぞれ対策を練ってきたが、今回の審議会はそのステップアップのような役割を持っている。

 プレゼンテーション用の資料をもとに、トラック業界の考える休憩施設の在り方をまとめると、いわゆる全国各地にあるトラックステーションの考えに近い。

 身も蓋もない話、派手に休憩施設を魔改造するのも結構だが、それに加えて貨物車の利用形態に合わせて、もうちょっと現実的な休憩空間を作らんかいって話である

 自分の場合はSA・PAで飲み食いお買い物はあまりしない、しても「モテナス」ブランドのパーキングエリアで大衆向け定食を食べるぐらいなので、あまりデパ地下っぽくしすぎるのも、反対に立ち寄りにくい。そのため、シンプルさを求めつつも、より手軽に・完結に・長距離移動のお供になり得るサービスの拡充を求める声があるのも頷ける話である。

 対策を考えていく。

1.駐車マスの拡充化

(あすかさんの話)使っていない、有効活用されていないSA・PAの空き地を駐車場に転換。
少しでも多く、トラックドライバーに御奉仕しよう。(提案)

 現在は既存のSA・PAにある駐車場のレイアウトを見直し、可能な限り大型車が詰め込めるように配置を変更しているが、それを実施しても元々の休憩施設における面積の制約上、せいぜい1割程度しか拡充できない。一方で使用していない休憩施設の「空き地」は野放し状態であり、NEXCO各社の持ち物だとしても、利用者に便宜を図れるようなサービスを実施しているかは、場所に左右されることを前置きしたとしても不透明である。

 そこで、今後も使い道がない遊休地・未使用エリアの空き地を、高速道路機構国土交通省)がNEXCO各社から買い上げ、その地に駐車場を誘致・トイレ等の配備を現代風に転換することで見直す。施設次第では2~3割も増強できる可能性があるため、大型車の移動に対する需要が見込める地域の場合は、バンバンやって頂きたい。

 写真はE74浜田道・寒曳山PAの上空写真(Googleマップより引用)だが、特に下りは開通記念碑の部分まで含めると、野放しになった公園が無駄に見えてしまう。そこで、その部分を国が買い上げ、記念碑の撤去やトイレをもう少し奥に引っ込める形でリニューアルする形で、公園部分を駐車場に転換する。元からある駐車場もレイアウトを大きく見直せば、現在よりも3~4割程度は増強可能だろう。

2.無人PAにおける「あったら便利なサービス」の強化

 E2A中国道に見られる無人パーキングエリアも、線区次第ではコンビニ等を誘致できる場所は結構ある。そのため、夜間移動に交通量が増大する線区の無人PAには有人のコンビニを、難しい場合は的を絞った上でコンビニ自販機を投入し、様子をうかがう。

 また、ウルトラ閑散区間は大型車にしてみたら "ベスト・ウェイ"。現在はランダムで配備しているシャワーステーションを拡充し、高速道路の起点から概ね80km前後の範囲内で上下線共にシャワーステーションを配備する。

無人化した吉和SAも、建物を流用するなら「トラックステーションあるある」な施設に変える。

 トラックステーションを意識した休憩施設を目指す場合、特に廃止に追い込まれたE2A中国道・吉和SAや、時短でどうにかやり繰りしている大佐SA・七塚原SA・鹿野SA等では、「チョッと仮眠できる有料スペース」「いっそ思い切って公衆浴場」の誘致も考えられる。

 原則として、そうした休憩施設は大型車優先・小型車敬遠の構造に変わってしまうものの、小型車(いわば一般利用者)でも複雑さを求める休憩施設とは距離を置きたい客向けにサービスを提供することで、差別化・多様化を図れるため、新たなリピーターがつく可能性も秘めている。

3.遠隔インフォメーションの微増

 現在のインフォメーションコーナー(ハイウェイコンシェルジュ)は、遠隔操作で客と会話を行う仕組みが使われている。この要領を応用し、廃止に追い込まれたインフォメーションコーナー、あるいは利用客は多いのになぜかインフォメーションが存在しない所などを中心に、リモートインフォメーションを社会実験的に導入する。

レスポンス改善やリモート画面で字幕案内が出来る要素を追加する。
操作性としては、JR西日本における「みどりの券売機プラス」の考えに近い。

4.一定の交通量が見込める場所に、大型車専用の給油施設を

 

 

(あすかさんの話)……って、コレって要は「トラックステーションを誘致せよ」ってことだろ^^;

(そらかさんの話)あら、よく気がつきましたね。(主観)

関門橋(E2A関門道)50歳 ●

 下関市門司区を結ぶ関門橋(E2A関門道)は、本日、2023年11月14日を持ちまして、開通50年を迎えました。HAPPY Birthday!

関門橋50歳、おめでとうございます!!(by 九州人)

 これからも宜しくお願いします。↓併せてこちらの記事もどうぞ。

soramameroad.hatenablog.jp 山口県下関市北九州市門司区にある郵便局のうち、関門橋が描かれた風景印設定局を集めてみた。未訪問局もあるため、2023年11月14日地点での情報ということで。大抵は関門橋単品か、関門橋と共に下関市内の観光地・名所などをセットで描くことが多い。