サービスエリア・パーキングエリアの所有主は、下記の通りになっている。
(高速道路会社)
- 駐車場・トイレ以外の緑地・遊具施設・公園・ドッグラン
- 購買施設(おみやげコーナー・食堂・レストラン・テイクアウト・専門店・情報案内所・交通情報パネルなど)
- 自動販売機
- EVスタンド
- 高速道路開通記念碑
※最近は法律上の都合から設置しないことが多くなっている。
- 速度規制標識(道路管理者が設置する事例もある)
- 一方通行標識
道路関係4公団が分割・民営化するまでは、サービスエリア・パーキングエリアのすべての施設が「道路の一部」と見なされていたため、今以上に不自由で、JHの代理人的存在だった財団法人道路施設協会(1997年~2005年は道路サービス機構・ハイウェイ交流センター)が独占的に運営していた。民営化後は「道路区域」の範囲が見直され、購買施設や緑地といった道路サービス施設の部分は財団→高速道路会社に移管され、残るトイレ・駐車場・非常電話類は機構(国土交通省)の持ち物となって分離されている。
この枠組みのもとで「誰が施設を管理しているのか」を当てはめると、NEXCO西日本は下記の通りになる。
以上、SA・PAの持ち物・管理者に関する話でした。