博多土産のひとつに「博多の女(ひと)」がある。
一口サイズのバウムクーヘンに餡を包み込んだ、とても小さくてシンプルな和菓子。パッケージデザインは、女性の博多人形をモチーフにしている。
元々は1975年の山陽新幹線・博多延伸を見越して開発された経緯があり、実際に駅売りされた後は知名度を大きくさせて、福岡土産として市民権を得ている。
この和菓子は福岡県内にいると、とにかくテレビCMがバンバン流れるものなので、筑後人の自分にしたら保育園の頃から見続けた結果、今でも頭にこびりついている。そのCM、昔はバンカラの若いニイチャンが蒸気機関車で駅を後にした際、博多織を身にまとった女性が「博多の女」を持って見送るという内容だった。現在はそのコンセプトを継承しつつ、あまおういちご味では急激に現代的になったCMが希に流れる。……一気に現実に戻された感が。。
youtu.be 当初は駅売り限定だったが、後に範囲が広がって、現在は高速道路の休憩施設でも余裕で調達が可能。一人ならば10個入り、複数ならば15個入り以上がおすすめです。
