鹿児島県薩摩川内市には、醤油をまぶした焼き団子があるが、その食べ物の名前は「ちんこだんご」。
ネーミングが凄いが、元々は新米を練り潰して粉にしたものを「しんこ」と呼ぶようになり、いつしか方言特有の訛りで「ちんこ」と言い回しが変わって今の謎めいた名前になった、という説など、幾つかある。
新米を団子にしたものに甘醤油を掛け、その場で焼いて食べるテイクアウト方式の和菓子であるため、JR川内駅のお土産コーナーなどで直接購入する形態を採る。私は「道の駅樋脇」で、たまたまちんこだんごを焼いていた様子を目にしたため、焼き上がるのを待ってから即購入。暖かい柔らかな団子が甘醤油と共に、口の中でホクホクしながら食べたが、本当に美味しかった。
露店などでも普通に「ちんこだんご」と書いてある上、注文される客も普通に「ちんこだんご」と呼んでいるのだという。ちなみに「しんこだんご」でも「ちんかだんご」という別の言い方もあるが、分かればOKとのこと。