そらマメさん道路局

以前のブログから、道路関係と一部の公共交通の話を分離させたもの。鉄道関係・新聞流通の話は、別ブログで。

鹿野SAが執筆地点で更なるサービス縮小を行わない理由

soramameroad.hatenablog.jp↑この話を参照

 吉和SAは3月末で売店・食堂・情報案内所を完全閉鎖し、自販機のみの無人(6月以降はセブン自販機導入で、売店施設の代替措置を導入)する。セブン自販機がスグに導入とならないのは、指定管理者制度の絡みで契約満了後に旧・テナントからの引き渡しを行うためじゃないかとみている。

 吉和は戦力外となる一方、同じく時短やサービスの縮小を食らった鹿野SAは、今のところは現状維持。その理由に、多くのフォロワーさんからの意見で「大型車が意外と占有している」という話を聞いたため。最近は鹿野SAに行ってないが、言われてみれば夕方あたりは大型車が数台停まっている光景を目にしたかな。

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閑散区間なのに、どういう訳か大型車が停まっている光景は見られる。

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夕方にでもなれば、それなりに大型車がやって来る。

 どうしてなのか自己分析してみたが、「大型車が長時間休憩できる場所が国道9号沿いになく、鹿野SAだと夜間の占有がしやすいから」という仮説が出てきた。

 中国道は山口インターを境に、山陰・山陽どちらからも大きく離れた中国山地を通るものの、国道2号・9号どちらからでも均等にアクセスが出来るようにルート設定が講じられている。国道9号は山陰の大動脈である一方、益田~山口・新山口までの道中は、意外にも大型車がゆっくり休憩できる場所が殆ど無い。コンスタントに道の駅(にちはら・津和野・願成就温泉長門峡)はあるものの、日原を除いて大型車向けのスペースがあまり確保されていない。また、益田~山口市街まではコンビニがあまり存在せず、山口市街~新山口(小郡バイパス接続)に関してはロードサイド店舗だらけで、これまた休憩する場所が限られている。

 その点、中国道・鹿野SAであれば、山口市徳佐で国道315号に乗り換えて峠を越し、鹿野インターから山口方面に向きを変えたら、スグに空気と化した鹿野SAがあるため、余裕で休憩が可能。仮に時間オーバーで高速道路からの退出が出来なかったとしても、山口JCT以西で退出すれば周遊経路の対象となるため、ある程度は融通が利く。ドライバーにすれば、過剰なサービスが満載の山陽道沿いの休憩施設と異なり、シンプルにトイレ・自販機があるだけ(データイムのみ売店が利用できる程度)なので、大型車の途中休憩には絶好の場所なのだ。

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そうした見方も出来るわけか。これは考えつかなかった。

 だとすると、鹿野に求められていることは、更なる縮小化は避けられない一方で、大型車向けの中長距離アシストを行うサービス、たとえばシャワーステーション(コインシャワー・コインランドリー・マッサージチェア設置)や、複雑な調理を伴わない自販機(セブン自販機・カップめん・冷凍弁当など)の設置、モバイルバッテリー貸し出しサービスあたりが無難な着地点かと思う

 実際にそれが導入となって完全無人化が実現した場合、昭和時代から残る今の建物は不要かなと。取り壊した後の建物は、より現代的なモノにしつつ、コンパクト化・バリアフリー化・豪雪対策の強化を施したものになると予想する。