soramameroad.hatenablog.jp 島根・広島・山口県内の郵便局めぐりをする過程で、1年ぶりにE2A中国道・吉和SAに立ち寄ってみた。上記のブログ記事にもある通り、交通量減少を理由に、2022年3月末で売店・食堂・インフォメーションコーナーの営業が取りやめになり、自動販売機のみの無人パーキングエリアと同等のサービスに降格した。
あれから1年。施設はどうなったかというと、旧売店時代の建物はそのまま残されている。但し、売店・食堂・インフォメーションがあった所は厚い壁で塞がれており、自動販売機コーナーも数を減らしつつ、セブン自販機を投入する形で縮小化されていた。
自販機のみのサービスに降格した吉和SAにおいて、購買機能をセブン自販機に置き換えている。セブン自販機は2022年7月5日から稼働しており、パン類やチルドものも取り扱っている。自動販売機は基本、ナマモノは冷凍食品以外NGという考えがあったので、これは少し意外だった。
セブンイレブンの食品管理ルールがココでも適用され、売り出し終了の2時間前に安佐SA上りから遠隔操作で施錠する。そして、セブン自販機向けの輸送車が到着後、商品を入れ替えて再稼働、というのを繰り返す。こうした背景から、無人化されたとはいえ、一応はセブン-イレブン・ジャパン(安佐SA上り店)が指定管理者の形で入居していることになる(サテライト店扱い。有人時代は、山口県下関市に本社を置くイーグル興業が売店等を仕切っていた)。
分厚い壁で仕切られているとはいえ、本来あった休憩スペースの部分さえ塞がっているため、見た目に反して購買施設がハコのような状態になっており、もったいない。当面は現状で乗り切りつつ、なるべく早めに建物を解体→簡易式建物に置き換えたがいいと思う。あと、今も根深く残る給油所跡地、これはさすがに不気味でしかない。