そらマメさん道路局

以前のブログから、道路関係と一部の公共交通の話を分離させたもの。鉄道関係・新聞流通の話は、別ブログで。

天草空港(飛行場)

 天草下島には、熊本県が管理する天草空港(飛行場)が設けられている。

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天草空港(AXJ)

 天草上島・下島は道路整備が順調に進む一方で、陸路が主体となることで緊急時の輸送が難しくなる問題も抱えている。そのため、1982年に交通改善を主な理由とし、当時の熊本県が提唱したことが飛行場建設の出発点となっている。2000年より運用開始。

 名前こそ「天草空港」だが、空港整備法における扱いは「その他の飛行場」に分類されており、いわばミニ空港。面積も普通の空港に比べてかなり狭く、地元の天草エアライン会社が所有するプロペラ機で、福岡空港・熊本空港(+伊丹空港行き接続)との間を行き来する。

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ターミナルビル内の待合所

 ミニ空港であり、天草下島・上島からの利用客も限定的であることから、ターミナルビルもコンパクトに設計されている。天草市上天草市苓北町の観光案内所と、お土産コーナーがそれぞれ設けられているものの、売店に関しては発着の数時間前にならないと開かないようだ(普段は閉まっている)。

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AMXの受付カウンターと保安検査所が一体化。

 待合所に天草エアラインの受付カウンターがあり、そこで搭乗手続きと保安検査を行う。安全上のチェックが完了した後は、出発ゲートを進んで滑走路まで歩き、そこからプロペラ機に搭乗する。

 天草エアライン(AMX)の運航は、天草⇔福岡空港が1日3往復、天草空港阿蘇くまもと空港が1日1往復と、上島・下島の状況に見合った本数になっている。また、AMXは日本航空コードシェアを行っており、天草空港阿蘇くまもと空港+伊丹空港接続便に限り、JALが応援にあたるようだ。

 訪問時は物凄いブランクがあり、次に出発する便が15時45分発の福岡空港行きとなっていたため、プロペラ機すら見ることが出来ず、断念。取りあえず滑走路だけでも見て退散した。冷やかしばい……

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展望台から滑走路を眺める。そんなに広くない。

 熊本空港と主要道・本渡五和線とを結ぶ熊本県道334号天草空港線がある。深夜時間帯は飛行しないため、当該時間はゲートが閉鎖される。普通の空港と違い、天草空港沿いにはレンタカー屋が全くない。自動車で天草を巡る場合は、一旦、レンタカーで本渡地区まで向かい、市街地にあるレンタカー屋で手続きを行ってから散策する形になる。

 ……なお、路線番号が色々とアレだが、阪神タイガースには何の関係も無いことだけは言える。

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天草空港線。
な 阪 関 無w

 九州島には、果たして「334」「264」と刻まれた県道番号があるのか、気になる(空港の話とズレてしまった)。