そらマメさん道路局

以前のブログから、道路関係と一部の公共交通の話を分離させたもの。鉄道関係・新聞流通の話は、別ブログで。

中日本会社線のETC周遊割引が使いづらいらしい。

 あるフォロワーさんの話では、NEXCO東西中央が実施しているETC周遊割引のうち、NEXCO中日本だけは使いづらいのだという。理由を聞くと会員登録を義務づけもさることながら、ETC周遊割引の範囲がかなり狭く、チョッと他県に出る場合に不便(必ずしも1県のみの観光とは限らない)からだという。

hayatabi.c-nexco.co.jp

 NEXCO中日本におけるETC周遊割引を確認したところ、ザックリ分けて3つのパターンがある。

  • 文字通り1県のみ
  • 周遊割引に加え、特定の観光施設・宿泊施設の入場料を割引(または無料)とする特約つき
  • 周遊割引+SA・PAでの買い物券セット

 これを見てると、やってることがJR東海そのものやなぁって感じる。たとえば、JR東海の在来線乗り放題きっぷは「名古屋都市圏のみ・他の私鉄も含めて乗り放題」「静岡県区間東海道軸乗り放題」の2つがあるが、JR東海全線で利用できる割引きっぷは発売されない。しかも、JR東海が発券するフリーきっぷとは別に、子会社で旅行代理店のJR東海ツアーズが発売する企画型乗車券も別枠で存在する(代表的なのが新幹線乗車券つきの「ぷらっとこだま」シリーズ)

 恐らく、NEXCO中日本JR東海のソレを見真似しているんじゃないのかねぇ。別の意味では日帰り旅行をアシストしている割引でもあるのだが、正直、1県しか利用できないのであれば利用価値は下がる。NEXCO西日本・東日本の周遊割引は、あれこれクーポンなどがくっつかない代わりに、周遊移動ができる範囲が半端ないほど広い(九州支社管内では、今年9月からエリアを見直しているものの、それでも北部九州・南九州・東九州をのんびり旅行できるように工夫されているため、自由度は高い)

 NEXCO中日本管内で全線乗り放題が実現するのは、西日本・東日本(更には地元自治体や国土交通省)も出資する形で行う「高速道路Ver. 青春18きっぷを待たないといけないのかもしれない。

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鉄道18旅行になれれば、高速道路の周遊割引だって「修行」そのもの。

 ちなみに、自分のETC周遊割引は高速道路版18きっぷそのものであり、移動が目的という、ある種の修行同然。上記の新井恵理那さんが言う「秋のお出かけは、(東:ドラ割/中:速旅/西:みち旅)で!」というフレーズとは、明らかに懸け離れている。