大分県別府市にある鶴見岳。そこへの登山には、とても便利な「別府ロープウェイ」を使うと早い。小さい頃に両親に連れられて登山したことがあるものの、小学生の時なので記憶が殆どぶっ飛んでいる。実に何十年ぶりなんでしょう?
乗車券
乗車券は四季折々のロープウェイ・鶴見岳一帯の風景写真が刻まれている。運賃はおとな片道1,000円(こどもは半額)だが、往復券を買うとおとな1,600円(こどもは半額)となるため、一般的には往復券を購入して鶴見岳周辺を散策する。
乗車記録
ロープウェイの乗車時間は、概ね10分程度。鶴見岳へ伸びる傾斜の大きい山道を淡々と登っていくが、ちゃんと晴れていれば久住連山と別府の街並みを窓から眺められる。訪問時はコロナウイルス対策による減便運行な上、頂上付近がドンヨリと曇っていたため、あんまし遠くへ行けなかった。
頂上駅から先の鶴見岳は登山路が整備されており、七福神めぐりやジャンボ時計、鶴見山頂権現一の宮といった観光・展望台がある。但し、強烈なキリに囲まれている時は無闇に歩かない方がいい。迷子になっても知りませんよ?
ちなみに、鶴見岳では積雪シーズンの2月に我慢大会を行うことでも知られており、情け無用カキ氷大食い競争や、氷柱耐久しがみつき競争などが開催される(近年は新型コロナウイルス感染症の絡みで取りやめになっている様子)。
近鉄グループのコマーシャル
soramameroad.hatenablog.jp↑の話も参照。
別府ロープウェイは近鉄グループが経営しているため、随所に同社系列が運営している国道九四フェリーの広告が載っている。94フェリーそのものの話は上記のブログ記事に委ねるが、元々はJHとその関連会社が運行していた国道197号の海上区間を民間に払い下げし、その後で近鉄が買収してグループ化している。