郵便局によっては、切手の隅にご当地スタンプのようにして消印を扱う「風景印」が設定されている所がある。
初めて風景印を押してもらったのは、福岡県大木町にある郵便局で、そこから旅行貯金を行いつつ、設定されている郵便局があればついでに風景印も押して貰うようにした。
風景印設定局は「管轄局の裁量」(もしくは旧・特定郵便局長時代のノリ)に左右される所があり、積極的にご当地アピールをする所もあれば、逆に管轄局(ゆうゆう窓口設置局)ですら無関心という所まで幅広く、事前に調査をした上で訪問するのが望ましい。そのために以前紹介した局リストを使うのだが、用紙を忘れた場合には口答で聞いていくしか手段がないので、風景印狙いの場合は大切にメモ紙を持参するようにしている。
風景印に使うはがきは、始めた当初は結構バラツキが激しかったが、後にルールを統一させ、下記のように設定を見直している。
理想的な風景印設定局としては、「多すぎず・少なすぎず」である。例えば山口県下関市みたいに、簡易局とごく一部の直営局を除き、ほぼ全局(約60局以上)も風景印が設定されていると、そのはがきを調達するだけで割食らう。かといって、全く設定されていない地域だと「この街は何がお勧めなんだ?」と首を傾げる。この辺は管轄局次第で対応が分かれるため、私からはそれ以上言えないものの、まあ、1つの自治体で2~3割程度風景印が設定された局があれば、都合がいいかな、ぐらいに接している。
家に帰ってきたら、通帳と共に風景印をスキャン。取扱局番号をはがきの真下にメモした上で、あとははがき入れに保管する。
獲得した風景印はどんぐらいあるのか調べようとするが、いちいちはがきを取り出すのも面倒。ただ、直近の郵便局めぐりをした時ですら、全部足すと下記のようにタワー状になったため、全部積み上げたら大変なことになりそうだ、ってことは察した。
旅行貯金がメインだが、郵便貯金の受付が締め切られる午後4時以降は、風景印が設定された郵便局に立ち寄ったら、仮訪問扱いでカウントするようにしている。そのため、累計訪問局数は「風景印のみ押して貰った局」が混じっており、正式に数えた訳ではない所は留意すべき点である。