www.mlit.go.jp 定期的に実施される国土幹線道路部会の審議だが、今回の議論のポイントは下記の通り。
- 集中工事、あるいは大規模リニューアル工事を行う場合は、利用者への情報伝達を引き続き行い、工事期間中は適切な規制法・迂回路誘導を模索する(迂回路がない線区に対する付加車線の増設も勘案)。
- 過積載車両への制裁強化(ETC2.0などのビッグデータも活用)
- 4車線化工事の推進
- 自然災害に対する避難場所の確保、SA・PAの防災拠点化
- 老朽化した橋梁・トンネルの付け替え工事(リニューアルプロジェクト)
- ETC専用化
- AIを活用した経路案内・交通情報の提供
- 他の公共交通機関との融合
- 渋滞の物理的対策(拡幅・環状線整備など)
- 観光周遊の強化(ETC周遊割引の本格的実装)
- 無料路線の白紙撤回(自治体からの要請があった場合のみ)
- 永久有料化
- 有料と無料が混在する場所は、基本的に有料道路で共通化
以前から議論されていることと殆ど大差がなく、あくまでも有識者と国との会合で意思確認をしただけと言える。
自治体の希望で有料化に踏み切る路線がある場合は、公募制で各都道府県から1路線かつ、総合距離が100km未満に収まる範囲内であれば、最初の申請に限り国が全額負担(財政投融資などを活用)するという手立てがあっていいのでは?