既存の一般的な高速料金所を、ETC専用の出入口にする政府主導の政策が段階的に実施されているが、このたび、NEXCO西日本管内では今年の4月3日より本格スタート。
伊万里方面の郵便局めぐりをする上でE34長崎道を使う機会があったため、せっかくなので九州島では第1号となる多久インターを見学してみた。
一般車、要するに非ETC車両(車載器の未設置・故障などの不備、あるいはETCカード挿入し忘れ・そもそも持ってきていない、など)でETCを利用できなかった場合は、サポートレーンで係員の指示に従って「待避」する必要がある。
サポートレーンとはいえ、朝の通勤時間帯はETCと兼用の状態になっていた。訪問時は非ETC車両が誤って突っ込むという光景は見られなかったが、これはNEXCO西日本や佐賀県、沿線の多久市・唐津市・小城市などによる行政広報が十分に浸透したことや、そもそも非ETC車両の出入りが他以上に少ないため、今のところはトラブルが連発する事態にはなっていないと推測できる。
九州島では他に、E10東九州道・都農インターでも社会実験が行われており、今後も折を見て、段階的に広がっていく方針。次はどこかな?
ETC専用化・第2弾予想(九州島)