soramameroad.hatenablog.jp↑の話も参照。
E10宮崎道・霧島SA下りは、宮崎県内では唯一、情報案内所(インフォメーションコーナー)が設けられている。6月に訪問した時、案内所はシャッターで下ろされ、代わりに北熊本SAで導入されている遠隔操作版のモニターが置かれていた。
同じ霧島SAであるにも関わらず、下り方向しか情報案内所がないという奇妙な構造をしているのが特徴。これは純粋に、鹿児島・熊本方面から都城・宮崎方面へ向かう客に対して、交通情報や観光情報などをアシストしていたことの名残である。
上りに設けていないのは、開業した1980年代当時は鹿児島方面のみの行き来に限定され、熊本・福岡方面の連絡に適した環境で無かったことや、E10宮崎道そのものの交通量が他路線と比較して少なく、増員させる必要性が無かったことも要因している。
霧島SAの建物も、開通した1980年代当時のものをそのまま流用しており、山之口SAが力業でリニューアルした時と同様、老朽化を理由に建て替えを行うタイミングが刻一刻と迫っている。その際、果たして職員を配置してまで交通・観光情報を案内する必要があるのか?という課題と向き合うことになるのだが、恐らく、購買施設一式と共に無人化、または必要最小限のシンプルなサービスのみに見直した上で、リモートインフォメーションに完全に切り替わるかなと予想している。