巨大なサービスエリアに行くと存在するインフォメーションコーナーは、公団民営化からしばらくは結構ちょくちょく利用していた。2005年当時は、今のようなスマートフォンが無く、料金検索や所要時間の情報を少しでも収集するには、インフォメーションが凄く役立っていたから。
その後は殆ど利用しなかったモノの、一度だけ本気でお世話になった事例がある。それは、E1名神でのスタンプ帳忘れの件。
大津SAでスタンプを押した後、そこに台紙とスタンプ帳を置きっぱなしにしたのを忘れてしまい、次にスタンプがある桂川PAに立ち寄った時に大津SAに置き忘れたことに気づく。「戻って取りに行けばいい」という意見もあるが、桂川と大津は距離がある上、新大阪駅までは新幹線でやってきたため、レンタカーの返却時間が迫っており、どうしようかと途方に暮れた。「でも、一応は取り返さないと」と判断し、前日の夜に訪問した吹田SA下りに立ち寄り、そこでインフォメーションに尋ねて忘れ物相談が出来ないか聞いてみた。
大津SAとの電話口で、実費負担で郵送して貰えることになり、一命を取り留めたのだった。あのとき、吹田SAに女性スタッフが居なかったらと思うと、チョッとゾッとする。
現在は遠隔操作などで直接対面できる機会が減りつつあるし、インフォメーションが稼働している時間帯は、殆どが違う用件(郵便局めぐりなど)で出くわさないが、NEXCO線における高速道路上での手回りネタで困った時には、本当に助かる存在である。今後、どこでお世話になる時が来るのかな?
【インフォメーション(ハイウェイコンシェルジュ)の仕事】