社会資本整備審議会 道路分科会 九州地方小委員会
令和5年度 第2回「有明海沿岸道路(長洲町~玉名市)」(国土交通省)
熊本エリアの有明沿岸道は、三池港インターのアクセス道路扱いで荒尾競馬場跡地まで延伸する区間と、その先の長州港までの区間が事業化、あるいは計画段階評価でルートが確定しており、今回はその先・長州港~玉名市内の延伸。
ルートマップは未確定だが、国土交通省や推進団体が考えるコンセプトを整理すると、
と、このようになる。こうしたことから、現在の国道501号を軸に有明沿岸道を誘致する公算が高く、玉名市中心部にも迂回して複線化向上というのは、やや非現実的かなとみている。
……まあ、国道501号をダラダラ走っていると、一定間隔で誘致看板があるので、多分、そこに直付けするものとみている。
ちなみに、長州港~玉名市横島町までの国道501号は、実は4車線化できる構造になっている。このうち、長州港~長洲町役場・造船工場近くまでは片側3車線もあり、実にデラックス(実態に見合わない構造でもあるが)。それより南東部(玉名・熊本方面)は暫定2車線だが、有明沿岸道が完成2車線で整備すると考えるなら、遊休状態の国道501号を出来るだけ活用し、必要に応じて玉名市中心部へのアクセスを強化するよう、補充で対処が現実的かなとみている。
※この記事は2024年3月31日19時59分まで有効です。